千秋楽からすっかり時間が経ちましたが、まだまだ1幕の前半しか書けてないよ、な花組「太王四神記」の続きです。


ヨン・ガリョ邸 
ホゲパパとママが悪巧みに3色の部族長を巻き込む場面。
・ホゲママ@じゅりあの踊りが短すぎる~!せっかくだから、もうちょっと踊ってるところを見たかったな。
・ヒゲらいらいが、なんかもう、可愛くてねえ。らいらいって目つきがイヤらしくないですか?(笑)「銀ちゃん」のときは全然そう思わなかったのに(おそらく眼鏡効果)、今回はやたらエロく見えて、すっごく楽しかったです!
・しかし、レネちゃん、らいらい、とまだ若いのに部族長のような役をしっかり演じていることに感心しました。
・青のお衣装に身を包んだ王子が、レネちゃん、らいらいよりも若く見えるのはナニゴトっ!!!王子って、実はスゴイ「タカラジェンヌ職人」だと思います。
・プルキル@えりたんの態度のでかさが好きです!いや、えりたん、今回の公演で大化けしたよね。すごくいい。
・チェ・ジュド@ふみか、はヨン家の執事??きっと雇ったのはセームに違いない(笑)美形・色っぽい執事っていうのは名家には絶対必要なパーツだよね!!!やるな、奥方様!!
・セームの悪事を暴きにやってくるタムドクとコ将軍。じゅりあちゃんのヤリ過ぎなところが大好きですが、声が上ずってしまってところどころセリフが聞きづらかったな・・。
・もう少し発声に安定感が出てきたら、じゅりあに怖いものはないな。
・次々とタムドクに証拠の品を渡すコ将軍が、料理番組のアシスタントに見えてしまった件(笑)
・『流言蜚語』って、難しい言葉を突然使うのは、「頭の良さを見せ付けたいから」?ちょっと前までは「じしゅれん??」だったのにねえ(爆)。
・明らかに書き言葉で読み言葉ではないので、そういう言葉を使うことにちょっと抵抗感を感じるのは職業柄なのかなあ?音で聞いて監事が浮かばない言葉は、セリフとしてどうかな、とか。
・「おばであるヨン夫人に会いにきた」とか、「高句麗王の息子として義務を果たしに来た」とか、タムドクのセリフって不自然極まりないんだよね~。
・まあきっと、「素」のときの砕けた台詞回しと「王子」としての台詞回しの違いをはっきり出そうという演出なのでしょうが、私はあんまり好きじゃない。(個人的な問題)
・帰ろうとするタムドクに話しかけるヨンホゲが可愛い~~★
・毒を飲んで死んじゃうホゲママ。旦那さんが必死に「セーム!」と言うのに完全無視で息子にしか意識が行かないところが、息子命の母らしくてとてもいいよね。後ろでタイミングをはかりつつセーム用にイスを用意してくれる王子とらいらいが、実はとってもツボだったりしました。

タムドクの銀橋の歌
・何が気持ち悪いって、いきなり「僕は今日、親友を失った」って歌っちゃうところ。
・恐らく、ホゲ邸からの帰り道なんだろうけど、うーん・・・。
・タムドクとホゲって親友なんでしょう?「お互いを疑うことなんてない」っていう親友なんだよね。ちゃんと話せば、どうしてホゲママが自殺したのか、ちゃんと分かり合えるんじゃないの?
・全く話をしないまま、勝手に「もう親友じゃなくなった」っていうのはさあ、「自分がホゲママを死に追いやったんだから、ホゲにあわせる顔がない」っていうんじゃなくて、「ホゲと話をする自信がない、きっと話をしてもホゲには分かってもらえないから、どうせ責められるんなら、話なんかしたって無駄だ」と諦めている、切り捨てているようにしか思えない。タムドクは結局ホゲを信用してないんだよ。
・「ホゲは自分の話を聞いてくれない」「ホゲに分かってもらえないオレって孤独だ、これが運命だというのか?おれ、すごく可哀想だ」って、どんだけ自分勝手で自己中心的で、ヒロイン主義なんだ??(白目)
・そのくせ、その後の武道大会で「お前はオレの母を死に追いやった」とホゲに責められると「意図したわけではない」って言うんだよね。それを言うんだったら、一度ちゃんとホゲと話をしろよ!!!!
・しかも「王子であるために、親友のいないかわいそうな俺」が、いつの間にか「恋も出来ない、王子なんてやってられない」みたいに摩り替わっているんだよね。タムドク、本当に責任感が皆無なんだよなあ・・・・。
・歌い終わって銀橋から戻ってくると、なぜかキハが待っていて、いつの間にかすっかり恋人な2人(驚!!)
・「市井のオトコでもいいか」とか言っちゃって、この時点で王子であることを放棄する気満々なタムドク。ほんと、この王子様はありえないな・・・。
・まとぶんの持ち味である、熱さと人情で、この歌、ちょっと聞けちゃうところがさらに怖い。雰囲気に流されると「タムドク。・・・可哀想!!」って思えちゃうんだもん。
・でも、そう思えるように持って行くことができるようになった、まとぶんの力には素直に成長したな~と嬉しくなります。歌にドラマを描けるようになってきたよね。ただの力技じゃなくて、ちゃんと心が伴うようになってきた。
・だからこそ余計に、歌詞の不自然さ・気持ち悪さが気になってしまうのはリピーターの性なんでしょうね・・・。

プルキルに術を掛け直されるキハ
・この時の冷たい声のサリャンがいい!!

とりあえず、今日はここまで!

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