でも結局「大好き」なの@NEVER SLEEP
2007年4月27日 演劇まだまだ続くよ、「NEVER SLEEP」語り。
場面ごとの振り返りが終わったところで、全体的な感想を。
基本的に大野先生って、外さないと思う。
作品への愛情が独り走りしないで、ちゃんと作品に活かされるタイプ。
結構こういう人って貴重なんだよな〜。
しかも、「一作品一ホモ」。大好きだよ。(笑)
でも、今回の「NEVER SLEEP」に関しては、話の筋だけはちょっとあやふやになっちゃったかな。
おじ様ふたりの殺人について、もうちょっと書き込みが欲しかった。キャロリンが殺した(ってことは、実際に手を下したのはGOたちかな?)のだろうけど、それをはっきりして欲しかった。そのほうが、物語がすっきりしただけじゃなくて、ロススタインとキャロリンとの夫婦についての物語が浮き上がってきたと思う。
まりえったが本当に好演なだけにもったいないな、と思いました。
それに、やっぱりジェイムズが殺されてしまった理由がわからないし。
本当はブリジッドを殺そうとしたのに、彼女を警護していたジェイムズがブリジッドを守った、そしてジェイムズは殺されちゃった、ってこと?_
それならそれで、幽霊になったジェイムズがそう言ってもいいよね〜?
ギャングたちの攻防もちょっとわかりづらかった。たまちゃんのランスキー組 対 GO率いるガットマン組がわからないんだよね。みんな同じようなスーツ着て、同じようなソフト帽を被って・・・。せめてランスキー組は赤いスーツ、ガットマン組は黒いスーツ、とかだったら判別が容易になるのに。
対立構造がわからないから、初見のときは話が理解できなかったのよね。ランスキーがロススタインに忠誠ささげているってのも、もう少し早い時点でわかった方がいいと思うし。
「ヘイズコード」がものすごくわかりやすい対立構造だったのに対して、今回の「NEVER SLEEP」はちょっと難しかった。
ご贔屓組と、あんまり知らない組,ということを差し引いても、判りづらかったと思う。
ギャングみたいな「全員スーツです!」みたいな作品を描くときには、登場人物を見分ける、ということが観客の理解にとってどれだけ重要なものなのかを考えに入れて描いて欲しいなと思いました。
ヒロインの書き込みがやや物足りないのは、宝塚が男役中心の世界である限り、仕方ないのかなとも思いますが。
コットンクラブのNO1ダンサーと、普段のブリジットがうまくつながらないんだよね〜。
まちゃみはダンスがカッコいいから、どうしてもカッコセクシー系の設定にしちゃいがちだと思うけど、でも今回のブリジットの設定は「コパ〜」のローラみたいな可愛いセクシー系に書いてくれたほうが良かったと思う。
そのほうが、舞台を降りた普段着のブリジットとつながるよね?
でも、最後がハッピーエンドっていうのがいいよね〜。
やっぱり観劇後の印象がさわやかです。
楽しくなります。
それに、大野先生はギャグの入れ方とか、使い方が下品にならなくて好き。
素直に「たのし〜い!!!」って思えるんだもん。これ凄く重要。
宝塚は基本的にあてがきの世界だと思うのですが、大野作品は下級生にまでちゃんとあてがきされているのが嬉しい。
そして、正しい役割の振り方。
らんとむの持ち味を活かした主役のサミュエルに、「正しくオイシイ2番手」役のマイルズ。しかもメガネっ子。
ヒロインは可愛い。
脇を締めるおじ様たちはセクシー&ダンディ。誰よりもキザでダンスだって負けてない(いや、むしろ勝っていた)ばんけいさん、懐の深いヒロさん、温かさが身上のマリエッタ。
貫禄たっぷり、説明なんか要らないまゆみ姐さん。
下級生一人一人にまで台詞と見せ場があって・・・。
宝塚っていいな〜と思いました。大好きです。
しかしまあ、今回はとにもかくにもナナホ君ですね。
ユウヒファンはかなりの確立でナナホ堕ちだと思う。
そして、もうひとつ。
らんとむ君がわたる君の後継者だってこと。
太陽だったよ。らんとむ君。君はまさしく太陽だ。
蘭とむ君をみて、わたる君のDNAは、わたるーらんとむーれおん と繋がっていくんだなあと実感しました。
宙組についてもちょっと。
下級生一人一人が役を楽しんでいるように見えました。とっても生き生きしていたよ。
かしちゃんから、役を楽しむこと愛することを学んで、そしてそれを実践する場を得たんだなあと思いました。
「A/L」でも全員がとっても素敵だったし、今後の宙組はとても楽しいかもしれない!!
これからも注目していきたいな〜。
典型的アイドルのたにちゃん。
「ザ・宝塚の男役」な蘭とむ。
実力派のみちこ。
そのカラダで「リアルな存在感」を見せる、ともち。
一皮剥けた、ナナホ君。
ダンスのエロさはぴか一、とっきー。
ヤングスターの眩しいきらめき、ちぎ&ちー&みーちゃん。
どこまで行くのか、GO暁。
そして、リーサルウエポン、家政婦協会。
実力派の中堅どころも充実してるし、歌のうまさはすばらしいし、揃ってるし。
ライブな魅力の梅ちゃんに、まちゃみにたっちん。娘役だって揃ってるぞ〜!
本当に宝塚って、「好き」がどんどん増えていくの。
もちろん、納得いかないこともあるし、悲しいときもあるけど、でも結局「好き」がいっぱいになるの。
宝塚が大好きなの。
嬉しいな。
優しい気持ちになりました。
場面ごとの振り返りが終わったところで、全体的な感想を。
基本的に大野先生って、外さないと思う。
作品への愛情が独り走りしないで、ちゃんと作品に活かされるタイプ。
結構こういう人って貴重なんだよな〜。
しかも、「一作品一ホモ」。大好きだよ。(笑)
でも、今回の「NEVER SLEEP」に関しては、話の筋だけはちょっとあやふやになっちゃったかな。
おじ様ふたりの殺人について、もうちょっと書き込みが欲しかった。キャロリンが殺した(ってことは、実際に手を下したのはGOたちかな?)のだろうけど、それをはっきりして欲しかった。そのほうが、物語がすっきりしただけじゃなくて、ロススタインとキャロリンとの夫婦についての物語が浮き上がってきたと思う。
まりえったが本当に好演なだけにもったいないな、と思いました。
それに、やっぱりジェイムズが殺されてしまった理由がわからないし。
本当はブリジッドを殺そうとしたのに、彼女を警護していたジェイムズがブリジッドを守った、そしてジェイムズは殺されちゃった、ってこと?_
それならそれで、幽霊になったジェイムズがそう言ってもいいよね〜?
ギャングたちの攻防もちょっとわかりづらかった。たまちゃんのランスキー組 対 GO率いるガットマン組がわからないんだよね。みんな同じようなスーツ着て、同じようなソフト帽を被って・・・。せめてランスキー組は赤いスーツ、ガットマン組は黒いスーツ、とかだったら判別が容易になるのに。
対立構造がわからないから、初見のときは話が理解できなかったのよね。ランスキーがロススタインに忠誠ささげているってのも、もう少し早い時点でわかった方がいいと思うし。
「ヘイズコード」がものすごくわかりやすい対立構造だったのに対して、今回の「NEVER SLEEP」はちょっと難しかった。
ご贔屓組と、あんまり知らない組,ということを差し引いても、判りづらかったと思う。
ギャングみたいな「全員スーツです!」みたいな作品を描くときには、登場人物を見分ける、ということが観客の理解にとってどれだけ重要なものなのかを考えに入れて描いて欲しいなと思いました。
ヒロインの書き込みがやや物足りないのは、宝塚が男役中心の世界である限り、仕方ないのかなとも思いますが。
コットンクラブのNO1ダンサーと、普段のブリジットがうまくつながらないんだよね〜。
まちゃみはダンスがカッコいいから、どうしてもカッコセクシー系の設定にしちゃいがちだと思うけど、でも今回のブリジットの設定は「コパ〜」のローラみたいな可愛いセクシー系に書いてくれたほうが良かったと思う。
そのほうが、舞台を降りた普段着のブリジットとつながるよね?
でも、最後がハッピーエンドっていうのがいいよね〜。
やっぱり観劇後の印象がさわやかです。
楽しくなります。
それに、大野先生はギャグの入れ方とか、使い方が下品にならなくて好き。
素直に「たのし〜い!!!」って思えるんだもん。これ凄く重要。
宝塚は基本的にあてがきの世界だと思うのですが、大野作品は下級生にまでちゃんとあてがきされているのが嬉しい。
そして、正しい役割の振り方。
らんとむの持ち味を活かした主役のサミュエルに、「正しくオイシイ2番手」役のマイルズ。しかもメガネっ子。
ヒロインは可愛い。
脇を締めるおじ様たちはセクシー&ダンディ。誰よりもキザでダンスだって負けてない(いや、むしろ勝っていた)ばんけいさん、懐の深いヒロさん、温かさが身上のマリエッタ。
貫禄たっぷり、説明なんか要らないまゆみ姐さん。
下級生一人一人にまで台詞と見せ場があって・・・。
宝塚っていいな〜と思いました。大好きです。
しかしまあ、今回はとにもかくにもナナホ君ですね。
ユウヒファンはかなりの確立でナナホ堕ちだと思う。
そして、もうひとつ。
らんとむ君がわたる君の後継者だってこと。
太陽だったよ。らんとむ君。君はまさしく太陽だ。
蘭とむ君をみて、わたる君のDNAは、わたるーらんとむーれおん と繋がっていくんだなあと実感しました。
宙組についてもちょっと。
下級生一人一人が役を楽しんでいるように見えました。とっても生き生きしていたよ。
かしちゃんから、役を楽しむこと愛することを学んで、そしてそれを実践する場を得たんだなあと思いました。
「A/L」でも全員がとっても素敵だったし、今後の宙組はとても楽しいかもしれない!!
これからも注目していきたいな〜。
典型的アイドルのたにちゃん。
「ザ・宝塚の男役」な蘭とむ。
実力派のみちこ。
そのカラダで「リアルな存在感」を見せる、ともち。
一皮剥けた、ナナホ君。
ダンスのエロさはぴか一、とっきー。
ヤングスターの眩しいきらめき、ちぎ&ちー&みーちゃん。
どこまで行くのか、GO暁。
そして、リーサルウエポン、家政婦協会。
実力派の中堅どころも充実してるし、歌のうまさはすばらしいし、揃ってるし。
ライブな魅力の梅ちゃんに、まちゃみにたっちん。娘役だって揃ってるぞ〜!
本当に宝塚って、「好き」がどんどん増えていくの。
もちろん、納得いかないこともあるし、悲しいときもあるけど、でも結局「好き」がいっぱいになるの。
宝塚が大好きなの。
嬉しいな。
優しい気持ちになりました。
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