なんだかんだ言って、ご贔屓組の公演中は気持ちがウキウキしますね。
11月12日以来、ちょっと遠ざかっていた「宝塚ファン」に気持ちが大分戻ってきたような気がします♪

さて、月組新人公演見てまいりました。
チケット都合してくれた友人に大感謝。見たかったんだよね、マギーの最後の新人公演。
(どうしても仕事が休めずに星「愛するには〜」の新人公演を見逃したのが今でも最高に悔しい思い出なので、今回はどうしても見たかった)(星はチケットちゃんと手に入っていた、しかも1階席だったのに、泣く泣く手放したもんなあ。)

昨日はどうにか仕事を18時前で終えて、ダッシュで日比谷へ。
開演3分前に席につくことが出来ました。
昨日は2階A席だったので、客席に着く上級生の姿は見えず。
聞くところによると、うひたん、メガネっ子だったそうで・・・・・
うき====!!!超見たかったよ〜〜〜〜〜!!!!!!

今回初主演のまさおのアナウンスで幕が開きました。
黒燕尾の男役たちに、頭にでっかい花を乗っけた娘たち。うう〜〜〜、可愛いよぉ。
銀橋の真ん中に立つまさおの笑顔が引きつっていました。おお、さすがのまさおでも緊張するのか!お隣のマギーは結構余裕そう。でも、そのマギーよりも笑顔が自然だったのが実はみりお君だという事実。本番に強いのか?それとも緊張が顔に出ないタイプなのか?
この場面でのねねちゃんの足元をチェックし忘れましたが、赤い衣装でのデュエットでは黒いヒール靴でした。(若干ヒールは低め)(そう、ここではちゃんとヒールがあったの!!)
プロローグであいちゃんポジションにいたのはれみれみでした。もう、これが本当に可愛くて〜〜〜。わたし、めろめろでした。いやあ、眼福眼福★
ロケット、最初に登場した途端に、オペラなしでもはっきりわかる超美スタイル。あいちゃんでした。細いなあ、昔の花ちゃんを見ているようだ。
そして、そのあいちゃんの隣で思いっきり笑顔でおどるフジコちゃんを見て、いきなり号泣。涙が止まらないのですわ。ああ、フジコちゃん。。。。。これで退団なんて惜しすぎる。
見たいポイントが多すぎて、なんだか視線が定まらないまま、プロローグ終了。

あれ?本公演では結構長く感じるのに、新人公演ではあっという間だったよ????
・・・・・・・・ざっつ・新人公演マジック。

お芝居の冒頭、本役まぐちゃんの衣装をそのまま着ちゃったのか、ドアマン役の子が衣装ブカブカだったのに顎が落ちる・・・。
あれはカワイそうだろうーー。お衣装部さん、直してあげてよ〜〜(涙)
ごめん、4人のベルボーイ君、可愛いんだけど、いまいち見分けが付かない・・・。

そしてねねちゃん登場。おお!可愛いじゃないか!!!声もぶりっ子で可愛いぞ!
ジャンの紫門ゆりやちゃんは、ううーん、素顔は結構好きなんだけどな、もうちょっとお化粧を研究したほうがいいのかな?
青葉みちるちゃん、うまいじゃないの〜。「豪傑な女主人」というには少し若いけど、でもせりふもよく言えてたし(時々すべるところがあったのは、許容範囲)存在感あったな。
綾月せりちゃんもいい感じでした。支配人らしいしっかりした雰囲気がありました。
そして、すごく良かったのは、マヤさんの役をやった彩央寿音ちゃん。
この子の芝居をちゃんと見るのって、今回が初めて見たいな感じだったのですが、(暁〜ではもりえちゃんの役だったんだけど、まあ、主要パートは今回初めてやるんだよね)びっくりです。芝居うまいじゃんかよ〜〜〜〜〜!!!
声も低くて安定しているし、聞きやすかった。滑舌も良かった。まだ研5?大人の男を本当にうまく演じていました。いやあ、うれしいびっくり。ペテン師を疑うところも、せり下がるまで気を抜かない小芝居も、ちゃんと出来てた。
今回の敢闘賞を差し上げたい。素晴らしかったです。

さて、ペテン師登場ですが、まさお君、あのすごい鮮やかなブルーのスーツに負けてないところは立派ですねえ。さっそうとした感じがとてもかっこよかった!!
が、しゃべりだすと、「うわー、アサコちゃんそっくり・・・・」。。。。。。。。
暁〜のときにも思ったことですが、今回も本当にアサコのコピーだったよ。
でも、あれだけの量のせりふを、早口で、ほぼかまずにこなしたことは素直に評価したい。やっぱり彼女は「真ん中に立つ」力をもったスターさんだよ。
プロローグで感じた「緊張」は芝居に入った時点ではすっかり消えてました。
でも、う==ん、どうしてもアサコのコピーにしか見えない・・・。
本当に私見ですが、あと1年あるまさおの新人公演、いちどアサコの役を外してみてはいかがでしょうか?彼女に主演できるだけの力量があるのはわかってる。でも、あえて、アサコじゃない人の役をやらせてみたいと思うんだ。
このまま、アサコのコピーだけを繰り返すのではなく、他の人の役も演じてほしい。そして、「まさおらしさ」を客席にアピールして欲しいなあ。
(だからこそ、本当は今回の主演はマギーにやって欲しかった)
手提げ金庫を持って逃げようとする場面、せりふをかんじゃったみりお君をフォローしつつも「手提げ金庫」と強調して笑いをとっていたのには感服しました。あの状況でとっさに機転をきかすことが出来るのは、すごいと思った。

マギー。この人はまさおとは逆で、芝居の登場で力みが感じられた。
ちょっとせりふ飛ばしたよね?「僕は、このパリに空よりも高い党を建てたいんだ」のところ。あ、珍しい、マギー緊張してる。と思いました。
なんだろうな、最後の新人公演だから、というより、「この役、面白く演じて見せるぞ」という気合がちょっと空回りしちゃったような。
「ブラなんてしてません!!」がキリヤンよりもはっきりしてたのは、そこで笑いを取ろうとしたから?(いや、そんなシモネタちっくな笑いは取りに来ないか・・・。単に発声がいいだけかな)
徐々に落ち着いてきた途中からは、さすがはマギーという感じに、独自の役つくりでマギーなりのギスターブを演じていました。きりやんの本役よりもしっかりした感じ(ぼやき度低め)でした。
歌も相変わらず朗々と。でも今回の歌はキーがちょっと高かったのかな?前回の「暁〜」のほうがマギーにあっていたように思いました。でも、十分にうまかった。

みりお君。いやあ、かわいい。「雰囲気ぴったりだろうな」という予想通り、本当に可愛いジョルジュ君。表情が豊かで感情がよく伝わってきました。そして、全編とおしてまったく緊張を感じさせなかったのは「すごい」の一言。立派だ。
まあ、「歌をがんばろうね」という課題は本役と一緒だね。(笑)
お札を数えているときの赤いスーツが一番似合ってたかな。あの変な風呂敷スカーフは(ゆうひ君でも苦労しているし)荷が重かったか・・・。ラストのへんてこ色合いジャケットもちょっと衣装負けしちゃってたかなあ。うう。宝塚は本当に「衣装に負けない」ことも難しいんだなあ。
そうそう、あの兄弟いちゃいちゃは「本役限定」ですか?新人公演ではおでこコツンしか二人のスキンシップがなかったのですが。。。。(笑)

ねねちゃん。お芝居に入ってからは茶色のブーツ一足なんだけど、なんだけど・・・・このブーツが本当に「ぺたんこ」。ヒールなし。うう、泣ける・・・・。
やっぱりねねちゃん、大きい。かわいいんだけど、大きい。
変な意味じゃなく、アルマンドがマギーだったらヒールはけたよなあ・・・・。
しかし、歌は成長したね。うまくなった。もちろんかなみちゃんには足元にも及ばないんだけど、でも当人比でかなり上手になったと思う。
がんばったんだろうな、その努力を評価したい(すいません、えらそうで)です。

配役発表で喜んだフジコちゃんのあいあいの役。こんな「しどころのない役」になっていようとは・・・・。でも、フジコちゃんが笑顔でとってもかわいかったから良しとしよう。

まぐちゃんとれみれみのカップルがまたかわいらしくて〜♪(どこまでもれみちゃんに甘い私★)

末子はんの役だったのは憧花ゆりのちゃん。色っぽいマダムだったんだけど、最初のせりふをかんじゃったのがもったいなかったな。
こころちゃんがなんかとっても華やかで、ドレスも良く似合っていて目を引きました。

るうちゃん、「ひえ〜〜〜」っていうのはやってなかったので、あれはあひちゃんの専売特許?でもしっかりステップで笑いを取ってたのが立派。ジョルジュにかばんを持たされるところの「え?」「BUUUU〜」という感じの表情がとっても面白かったです。

全体を通して、一人も「あ、やばい」という芝居をする子がいなくて、本当に誰一人もいなくて。月組下級生のレベルの高さを実感しました。

逆に、「もうちょっとはじけた子がいてもいいんじゃないの?新人公演なんだし」というような思いもすこしよぎりましたが、でもこの端正さが月組らしさだよな〜とも思いました。
うん、すごくいい新人公演でした。
見ることが出来てよかったです。

最後の挨拶、あいあい、ちょっと早口だったけど立派でした。
まさお、カミカミだったし、日本語かなり変だったけど、言いたいことは伝わってきたよ。
気持ちがこもってた。
でも、あの「自信満々ヤル気まんまん」まさおをもってしても、主演って大変なんだなあと思いました。

そうそう、新人公演をみて、ふと「この設定、星組で見たかったな」と思いました。
ヘタレペテン師なわたる君に、弟キャラのとうこちゃん。
あ、改めて書いてみると若干違うような気もするなあ。前言撤回(早っ)

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