前楽の記憶(のかけらたち)@11月11日
2006年11月21日 演劇そろそろ、気持ちも落ち着いてまいりました。
もう、1週間がたったんですね。
前楽の日からの回顧録を残しておこうと思います。
忘れちゃう前に。
11月11日、入りは雨の日比谷でした。
集合時間にちょっと遅れてシャンテ前に到着。白い会服の上に100円ショップのレインコートを着て、準備。
雨が強くなってきたところで、お隣の方が傘をさして「ご一緒にどうぞ」と。寒い日比谷で人の温かさにふれ、ちょっとほろっとしました。
あまり積極的に会の友達を増やそうとは思っていなかった会員だったのですが、最後の公演では入り出待ちの時にわたる君の昔話をするのが楽しかったです。
お隣の方と「寒いですね」「昨日の出は遅かったですね(サヨナラショーのお稽古があったから)」などとお話しながらわたる君の到着を待つ。
私の位置は芸術座に近い端のほうだったので、車がすぐ目の前に到着しました!おおっと思う間もなく、車からすらっと長い脚が!!!
うお〜〜〜、紫だ!!!
脚からすすっと視線を上に向けると、上着も濃い紫のスーツ姿!!!
やべ〜、超かっこいいよ、この人!!!!
サングラスしてましたけど、笑顔で「おはよーございます」と挨拶してくれました。
そして恒例の「いってらっしゃーい!」。声をそろえないところがわたる会らしいのか(笑)
ああ、こうして普通に「いってらっしゃい!」と言うのは今日が最後だな、なんて思ったりもしました。
ガード解散後は友人と合流して朝ごはん。
有楽町のほうに移動して喫茶店に入りました。
多分、もう一度行け、と言われたら場所が分からない(笑)地下のお店でしたが、パンは温めてくれるし、ホイップクリームもつけてくれるし、小さな駅の喫茶店なのにサービスが良かったです。
1時間くらい話をしてたのかな、そのご11時公演に向けて劇場へ。
友人が友の会で当ててくれたチケットで観劇でした。
この11時公演、なんだかすごく良かったです。
なんだろう、わたる君が本当にフレッドだったというか。
そして、皆がちゃんと役として舞台にいた、というか。
(前楽とかは皆感極まりすぎていたような感もあるので)
そして、この11時公演の時にお隣の方から、なんとムラの前楽のペンライトを頂きました!!
「わたるさんのファンの方が持っていらしたほうがいいと思うので」とおっしゃってくださって、プレゼントしてくださいました。
本当に本当に嬉しかったです。有難うございました!!!
ムラの前楽には行けなかった(見たのは大楽のみ)ので、このペンライトは本当に嬉しかったです。有難うございました。
11時公演のお芝居は、完成された芝居の世界だったのと、自分の頭の中にアナザーストーリーがあったのもあって、泣かずに済みました。
泣かないでしっかりお芝居を見ることが出来たので、自分の中で「愛するには短すぎる」という物語を完結させることが出来ました。
が、その分、ショーではダメだった。キャリオカで号泣。
ショーだと「男役、湖月わたる」が前面に出てくるからね。キャリオカからずっと泣きっぱなしでした。
心の中で「あと3回」というカウントダウンが始まってしまって、その姿をちゃんと心に焼き付けておこうという思いが、涙になってあふれてしまった。
ああ、かっこ良かったなあ、わたる君。
終演後は泣きすぎた顔を若干修正してから(笑)コムファンのお友達の所へ。
なんと彼女に前楽のチケットを当ててもらったのでした!!!
今回、わたる会では前楽お断りだったので、彼女がいなくては私は前楽を見れなかったのです。
しかも、わざわざ日比谷にチケットを届けにきてくれた!!感謝しても仕切れません。
私は何にもお返しできていないのが申し訳ない。(友人はコムちゃんファン。しかし雪組友の会は全滅でお返しできなかった・・・・)
本当にありがとう。
本当に本当に、有難うございました。
お茶しつつ、友人たちとお話しつつ、前楽までの時間を過ごしました。
コムちゃんの大劇場楽の時の水先輩(笑)の素晴らしい仕切りっぷりとか、昔の東宝劇場の話とか、すこしわたる君と離れた話が出来て落ち着けたので良かったです。
(しかし、最近のファンの方は昔の3階席まであった劇場を知らないのね。地下のお稽古場で並んでチケット買うとか、知らないんだよね〜と。一緒にお話していた友人たちは昔からの宝塚ファンの方々なので、一緒に昔話が出来て嬉しかったです。)
そして貴重なチケットを握り締めて、3時半公演、前楽に!!
席に着いたとたん、ペンライトが無いことに気付いてがっかり。
東京は大楽だけなのかなあ。凄く残念。サヨナラショーはあるのに。「世界に求む」でペンライト振りたかったなあ。
前楽のお芝居、わたる君のフレッドはますます本当のフレッドに。
周りはみんな「前楽」を意識してしまったのか、すずみんが涙声で歌っていたり、なんかちょっとしんみりモードだったように思いました。
ショーは組長が「湖月わたるもお忘れなく!」と。
大楽だけだと思っていたので不意打ち、ビックリしました。
でも嬉しかったなあ。
うめちゃんとのからみが割とあっさりで残念。
もちろん号泣。「惜別」のときのとなみちゃんとトウコちゃんも涙声だった。
サヨナラショーはムラと変更なく。
最初のソーランから、本当にぴたりと、寸分の狂いもなく全員の動きがあっていたのが素晴らしかった。
ああ、みんなのわたる君への気持ちが一つになっているんだなと。
思わず声に出して「完璧!」と言ってしまいました。本当にそのくらい、ぴったりだった。
大好きだ、星組!!!!!
前楽からカーテンコールも熱くて。
わたる君が「もう一度言わせて下さい、星組サイコー!!」と言ったのが印象的。
わたる君がみんなで作ってきた星組、本当にサイコーだよ!!!
終演後も雨の日比谷。
ガードはいったん解散で1時間後に集合でした。
荷物を持って本日のお宿へ。インターネットで見つけたんですが、劇場から凄く近くて便利でした。他にも白い会服を着た人が沢山。みんな同じだね。
ホテルでお手紙を書いてから劇場前へ。
広島から来てくれた友人とも合流して、わたる君の出待ち。
相変わらずものすごい人数のわたる会でした。
朝と変わらず紫スーツのワタル君。かなり近くにお手紙渡しの方がいらしたので「はい!」「ありがとうございます!」という声がしっかり聞こえて大満足!!!
夜は友人とスパゲティを食べてから就寝。
明日は朝早いぞ、一日が長いぞ、しっかり寝なくちゃね。と言いつつも気分が高揚してなんだか寝付けない。
明日が、最後なんだ・・・・。
明日が、本当に、最後なんだ・・・・。
もう、1週間がたったんですね。
前楽の日からの回顧録を残しておこうと思います。
忘れちゃう前に。
11月11日、入りは雨の日比谷でした。
集合時間にちょっと遅れてシャンテ前に到着。白い会服の上に100円ショップのレインコートを着て、準備。
雨が強くなってきたところで、お隣の方が傘をさして「ご一緒にどうぞ」と。寒い日比谷で人の温かさにふれ、ちょっとほろっとしました。
あまり積極的に会の友達を増やそうとは思っていなかった会員だったのですが、最後の公演では入り出待ちの時にわたる君の昔話をするのが楽しかったです。
お隣の方と「寒いですね」「昨日の出は遅かったですね(サヨナラショーのお稽古があったから)」などとお話しながらわたる君の到着を待つ。
私の位置は芸術座に近い端のほうだったので、車がすぐ目の前に到着しました!おおっと思う間もなく、車からすらっと長い脚が!!!
うお〜〜〜、紫だ!!!
脚からすすっと視線を上に向けると、上着も濃い紫のスーツ姿!!!
やべ〜、超かっこいいよ、この人!!!!
サングラスしてましたけど、笑顔で「おはよーございます」と挨拶してくれました。
そして恒例の「いってらっしゃーい!」。声をそろえないところがわたる会らしいのか(笑)
ああ、こうして普通に「いってらっしゃい!」と言うのは今日が最後だな、なんて思ったりもしました。
ガード解散後は友人と合流して朝ごはん。
有楽町のほうに移動して喫茶店に入りました。
多分、もう一度行け、と言われたら場所が分からない(笑)地下のお店でしたが、パンは温めてくれるし、ホイップクリームもつけてくれるし、小さな駅の喫茶店なのにサービスが良かったです。
1時間くらい話をしてたのかな、そのご11時公演に向けて劇場へ。
友人が友の会で当ててくれたチケットで観劇でした。
この11時公演、なんだかすごく良かったです。
なんだろう、わたる君が本当にフレッドだったというか。
そして、皆がちゃんと役として舞台にいた、というか。
(前楽とかは皆感極まりすぎていたような感もあるので)
そして、この11時公演の時にお隣の方から、なんとムラの前楽のペンライトを頂きました!!
「わたるさんのファンの方が持っていらしたほうがいいと思うので」とおっしゃってくださって、プレゼントしてくださいました。
本当に本当に嬉しかったです。有難うございました!!!
ムラの前楽には行けなかった(見たのは大楽のみ)ので、このペンライトは本当に嬉しかったです。有難うございました。
11時公演のお芝居は、完成された芝居の世界だったのと、自分の頭の中にアナザーストーリーがあったのもあって、泣かずに済みました。
泣かないでしっかりお芝居を見ることが出来たので、自分の中で「愛するには短すぎる」という物語を完結させることが出来ました。
が、その分、ショーではダメだった。キャリオカで号泣。
ショーだと「男役、湖月わたる」が前面に出てくるからね。キャリオカからずっと泣きっぱなしでした。
心の中で「あと3回」というカウントダウンが始まってしまって、その姿をちゃんと心に焼き付けておこうという思いが、涙になってあふれてしまった。
ああ、かっこ良かったなあ、わたる君。
終演後は泣きすぎた顔を若干修正してから(笑)コムファンのお友達の所へ。
なんと彼女に前楽のチケットを当ててもらったのでした!!!
今回、わたる会では前楽お断りだったので、彼女がいなくては私は前楽を見れなかったのです。
しかも、わざわざ日比谷にチケットを届けにきてくれた!!感謝しても仕切れません。
私は何にもお返しできていないのが申し訳ない。(友人はコムちゃんファン。しかし雪組友の会は全滅でお返しできなかった・・・・)
本当にありがとう。
本当に本当に、有難うございました。
お茶しつつ、友人たちとお話しつつ、前楽までの時間を過ごしました。
コムちゃんの大劇場楽の時の水先輩(笑)の素晴らしい仕切りっぷりとか、昔の東宝劇場の話とか、すこしわたる君と離れた話が出来て落ち着けたので良かったです。
(しかし、最近のファンの方は昔の3階席まであった劇場を知らないのね。地下のお稽古場で並んでチケット買うとか、知らないんだよね〜と。一緒にお話していた友人たちは昔からの宝塚ファンの方々なので、一緒に昔話が出来て嬉しかったです。)
そして貴重なチケットを握り締めて、3時半公演、前楽に!!
席に着いたとたん、ペンライトが無いことに気付いてがっかり。
東京は大楽だけなのかなあ。凄く残念。サヨナラショーはあるのに。「世界に求む」でペンライト振りたかったなあ。
前楽のお芝居、わたる君のフレッドはますます本当のフレッドに。
周りはみんな「前楽」を意識してしまったのか、すずみんが涙声で歌っていたり、なんかちょっとしんみりモードだったように思いました。
ショーは組長が「湖月わたるもお忘れなく!」と。
大楽だけだと思っていたので不意打ち、ビックリしました。
でも嬉しかったなあ。
うめちゃんとのからみが割とあっさりで残念。
もちろん号泣。「惜別」のときのとなみちゃんとトウコちゃんも涙声だった。
サヨナラショーはムラと変更なく。
最初のソーランから、本当にぴたりと、寸分の狂いもなく全員の動きがあっていたのが素晴らしかった。
ああ、みんなのわたる君への気持ちが一つになっているんだなと。
思わず声に出して「完璧!」と言ってしまいました。本当にそのくらい、ぴったりだった。
大好きだ、星組!!!!!
前楽からカーテンコールも熱くて。
わたる君が「もう一度言わせて下さい、星組サイコー!!」と言ったのが印象的。
わたる君がみんなで作ってきた星組、本当にサイコーだよ!!!
終演後も雨の日比谷。
ガードはいったん解散で1時間後に集合でした。
荷物を持って本日のお宿へ。インターネットで見つけたんですが、劇場から凄く近くて便利でした。他にも白い会服を着た人が沢山。みんな同じだね。
ホテルでお手紙を書いてから劇場前へ。
広島から来てくれた友人とも合流して、わたる君の出待ち。
相変わらずものすごい人数のわたる会でした。
朝と変わらず紫スーツのワタル君。かなり近くにお手紙渡しの方がいらしたので「はい!」「ありがとうございます!」という声がしっかり聞こえて大満足!!!
夜は友人とスパゲティを食べてから就寝。
明日は朝早いぞ、一日が長いぞ、しっかり寝なくちゃね。と言いつつも気分が高揚してなんだか寝付けない。
明日が、最後なんだ・・・・。
明日が、本当に、最後なんだ・・・・。
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