最後の大階段はシンプルな黒の燕尾服でした。
スッキリしていて品があってそれていて最高にカッコよくて。
わたる君が作り上げてきた男役そのものでした。

「今の星組は最高です!!
と、胸を張って言わせてくれる星組のみんなに、
星組をこの1年にわたり支えてくださっている専科の未沙のえるさんに、
この劇場に魔法をかけ、夢の舞台を作り上げてくださっている先生方,スタッフの皆様、オーケストラの皆様、
そして、私をいつも一生懸命支え,励ましてくれている友人,同期生。
そして、いつも、いつも、私の舞台を、私を応援してくださいます,全ての皆様に、
心から、有難うございました!!!!」

ご挨拶も、シンプルに。簡潔に。
でも、大切なメッセージをしっかりと込めて。
本当に、わたる君らしい、素晴らしいご挨拶でした。

組からのお花はとなみちゃん。
燕尾の胸ポケットに白いお花を1輪さしてくれたとなみちゃんを
わたる君は腕を引っ張るようにして引きとめて、優しく抱きしめていました。
わたる君が、となみちゃんをとっても大切に思っていることが伝わってきて、もう嬉しくて涙が止まりませんでした。
同期生からのお花はエリさんと美穂圭子さんが。
二人とも、頬を合わせてしっかりと気持をわたる君に伝えてくれました。
そのときのわたる君の幸せそうな笑顔、絶対に忘れません。

カーテンコール、10回くらいあったような。
いっぱいありすぎて覚えきれなかった・・・。

「毎日、沢山のお客様に劇場に足をお運びいただいて、本当に幸せでした。心から有難うございました!!!」

「皆様、ありがとうございました!!!!」

「今日という日を、星組全員で迎えられたこと、心から感謝しております。有難うございました!!!!!」

「皆さまから頂いた、暖かくて、大きな愛、決して忘れません。有難うございました!!!!」

「ありがとうございます。皆様のお力で台風も逸れ、今日,めでたく、気持ちよく千秋楽の朝を迎えることが出来ました。有難うございました!!!」

「有難うございます。・・・・・みなさ〜ん。本当に幸せです。せーの、有難うございました!!!!」

「有難うございます!!・・・・・ありがとうございます!!本当に感謝の気持ちでいっぱいです。最後まで・・・ありがとう!!!最後まで、一緒に走り抜けてください!!本当に有難うございました!!!!」

最後は、退団者全員で銀橋を渡りながら手を振ってくれました。

本当にわたる君らしい、星組らしい、熱くて暖かい、素晴らしい千秋楽でした。
わたる君らしいって、なにがらしいかって、涙だけじゃないところとか。
いっぱい泣いたけど、最後はすごい笑顔でわたる君をお見送りできました。
最後は涙止まったよ。ちゃんと両目でワタル君の姿を見て,笑顔でお見送りできました。

パレードは、飛行機の時間の関係もあって見れませんでした。
ギリギリまで待っていようかとも思ったんだけど、変に気持ちを残すより、サヨナラショーを見た幸せな気持のままで帰ろうと決めました。
ちょっと気持を落ち着けるために、ソリオのサラで暖かいロイヤルミルクティーを飲んで、わたる君への愛をしっかりと心にしまいこんでから
空港へと向かいました。

わたる君、本当に綺麗でした。
素敵でした。
この人を好きでよかった、好きになれてよかった。
出会えてよかった。

今日で、大劇場は卒業ですが、まだまだ11月12日までは時間があります。
最後までついていきますよ!!!

次は来週、ディナーショー。
(って言うか,明日からすぐにお稽古なんだろうな)
東京で、お待ちしております!!!

コメント