湖月わたるダンシングリサイタル「Across」。
東京公演のみですが、ありがたいことに10回公演中5回を観劇できました。
50%の確率。これ、自分的にはかなり快挙です。
平日公演多かったのになあ。
職場の皆さん、ごめんなさい。
こんな調子で11月まで突っ走りますが、よろしくお願いします。
さて、基本自分用のメモなので。
まずは座席の記録から。
初日 4/27 18時。 1階二桁全半列上手
1回目 4/29 12時 2階上手
3回目 4/29 16時 2階ほぼセンター
4回目 4/30 12時 2階ほぼセンター
5回目 5/2 16時 1階一桁列下手
色々な位置から見ることが出来て、とても楽しかったです。
1000人まで入らないのかな?サンシャイン劇場は2階席でもオペラ使わなくていいくらいのサイズの劇場で、とても見やすかった!!
っていうか、今回、本当にほとんどオペラ使いませんでした。もったいなくて。
ダンスって、全身表現ですから、顔だけアップで見る、とか。
みんなで踊ってるのにわたる君だけをガン見するとか、出来なかった。
普段のショーなら、普通に出来るんですが、今回は出来なかった。
それだけわたる君個人も、そして12人のメンバー全員がそれぞれに素晴らしかった!!
どうやって、報告を書こうかな、と悩んだのですが。
ACT1は曲名ごとにしました。
5回見た全ての感想です。1回1回の感想ではないので、(もう記憶がごっちゃになってきている・・・・)ご了承ください。
【オープニング】
「吹田市のアンドレさん」の次は「ハギタコウジさん」からのリクエストって(笑)
上島先生の声だそうですが、悪くないですよね。まあ、ラジオのDJとしては下手ですが。
かかる曲がオールナイトニッポンのテーマ曲(曲名知らない)なのが、「そうだね、AMだよね」と言う感じですごくよく分かる。基本、AMで育ったからなあ。
私にとってはユーミンと福山雅治と、TMレボリューションがオールナイトニッポンの思い出ですね。よく聞いていました。福山が2部から1部になった時のころとか、まさに大青春時代。大学生になってからニッポン放送でアルバイトしたこととか、本当に一気に思い出が脳裏を駆け巡りました。
なつかしの時代への、いい導入だな、と。
・・・・でもこう思うようになったのは2回目から。1回目の時は目の前にあるものについて行くのに結構いっぱいいっぱいだったような気もする・・・汗。
【壊れかけのラジオ】
ベージュのトレンチコートで登場のわたる君。首元にはスカーフ。パンツもベージュのチノパン。千秋楽では、チノパンのすそから下にはいているジーンズが覗いていました。
エンディーさん、ポット君、と登場。
ここは、回想場面なんだよね。「僕の体がほんの少し大人になったからなのか」と。
少し肩をすぼめて昔を振り返るような表情のわたる君ですが、このあと、コートを脱いでジーンズにシャツ姿で出てくる時には少年の顔になっています。鮮やかな変化。
このあたり、物語を作るのがうまいなあと。
「僕の心をノックした」で、胸をトントンってやるところが、大好きです。
わたる君が歌い上げてくれるんですが、「またうまくなった?」って思いました。歌、うまいですよ。全然心配要らない感じ。
男役下級生も登場して、みんなで踊ります。とにかく目に付くのはみらゆかです。
みらんちゃんの、洗練されたダンス。すごく綺麗。ひとつひとつの動きが丁寧。そして情感豊か。一見して、かなり痩せたのがよく分かります。また一段とカッコよくなってる!!捲り上げたシャツの袖に、手首のリストバンドが良く似合っていて。クラスで一番もてる、スポーツの上手な男の子。本当にカッコよかった!
そしてゆかりちゃん。黒髪がめだって、ジェームスディーンみたいです。赤系のチェックのシャツもまさに、って感じで。みらんちゃんとは対照的な、鋭いダンスを見せてくれました。正直、こんなに踊れる人だったっけ?と、思ったほど。学年に必ずいる、カッコいいけどちょっと怖い。不良グループではないんだけど、でもそっちの人たちとも普通に付き合っている男の子。調理実習なんかではけっこうな包丁捌きをみせてくれちゃったりするんだよね、こういう子って(笑)
【どんなときも】
一気に少年時代がはじまります。学校と、部活と、そして塾でちょっと外の世界も見え始める中学〜高校時代。小学生の時とは違う世界が始まるんだよね。
男の子が「男の子」であることを意識し始めるオンナノコたち。ああ、なつかしいな。
エンディーさんはこういう曲はちょっと苦手?ポット君の素直な歌い方は合っていました。
上手から登場するオンナノコたち。一瞬にしてウメちゃんに惹かれるワタル君。男の子達のワタル君へのちょっかいが、もう可愛くて!!そうそう、そうだったよね!
そして、ウメちゃんのミニスカートが気になって仕方ないみらんちゃん!(笑)手でめがねを作って、腹ばいになってまでパンツが見たいようです。でも見えないんだよね(当たり前)。「ちぇっ、見えないよ!」てふくれるのまでが可愛くて仕方ありません。ウメちゃんに手を差し出す時も、手のひらにつばつけて、ズボンでごしごしってやってから手を差し出します。そして、案の定ふられる。笑。本人的には「手をきれいにした」つもりなんだろうケド(そのあたりが男の子クオリティ)女の子からしたら「ああもう、ばっちいなあ!ありえない!!」だったりするわけで。もう、みらんちゃんは本当に星組の小芝居キングです。もちろん、ダンスも本当に素敵!!綺麗なんだけど、ちゃんと男役なんだよね。
わたる君をウメちゃんの方に押しやるアカシもいい味出してます。この子も表情豊か!
そして、カップルになってからのダンス。
ここはわたる君の表情を追うだけで、もう甘酸っぱい感情がいっぱいになってしまって。ああ、いいなあ。
「どんな時も〜、どんな時も」で片手をあげて腰をクイクイってやる振りが大好きです。
実は、ここが最初の涙ポイント。懐かしさと切なさと優しさと嬉しさで、泣けてきます。
【少年時代】
みんながいなくなり、そしてウメちゃんもちょっと嬉しそうなあの年代の女の子特有のキュートな笑顔を残して上手にはけます。
舞台上はわたる君。ここも回想っポイ。全身を使ったダンスで、でも切ない気持が伝わってくる、素敵な場面でした。歌詞によくあっているよね〜。手話が入っていたのでしょうか?手の表情も豊かで、本当に綺麗。
みんなが登場して一緒に踊る部分では、女の子には分からない、「少年たちの少年時代」が繰り広げられてたような気持になりました。回想だから、少年たちもその「少年時代」がオトナになる前のほんのわずかの期間、限られた時間だけのきらめきであることを知っているようで、切なくなりました。
最後、舞台上に残って膝に頭を預けながらわらうワタル君の笑顔に、胸キュンでした。
【太陽と埃の中で】
ここからまた、少年時代へタイムスリップ。
サッカーボールをもって登場のドイちゃん。日を追うごとにボール捌きがうまくなって、千秋楽ではリフティングも3回出来た!!と思いきや、ボールがころころ転がってしまって、みらんちゃんへのパスが出来ませんでした。苦笑して歌いだすみらんちゃん。あわてず騒がず。落ち着いてました。そしてその後ろで袖にボールをけりいれようとしていたドイちゃんは、袖幕の柱にボールをぶつけてしまいボールが舞台に戻ってきてしまいました。
客席からは笑い声。みらんちゃんには見えない位置なので、きっと不思議だっただろうな。
しっかり悔しがるそぶりを見せてから、ドイちゃんは上手袖へ。
それにしても、みらんちゃんは本当に成長したね。歌、うまい!声、低くてすてき!!
ブルーのシャツが半端なく似合って、立てた髪の毛もカッコよかった!
一輝慎ちゃんが車のハンドルを持ってきて。ここで、絡むのはゆかりちゃん。ともみんのギタリストもいいよね〜。掃除の時間、ほうきでエアギターやってたなあ、馬鹿だなあ男の子って。ライフルを持ってきたアカシは本当にリアル男子だよね〜。下手で客席を撃ってくれますが、私の席のあたりに見事命中!(と思い込んでいる)。撃たれた振りをしたら喜んでくれていた(と思い込んでいる)!可愛いなあ〜〜〜。
とにかくオトコノコたちが可愛い、名場面。
【フィーリング】
そんな無邪気なオトコノコたちに対して、女の子は一足先にオトナへの階段をのぼってる。
まだまだ、ティーンの恋ではあるんだけど、でも恋は恋。女はオンナ。
「恋はその場限りの幻」「男と女が傷つけあう触れ合い」なんて言っていても、きっと本当はよく分かっていないんだよ。背伸びした、恋。
でも恋する気持は本物で、そのときそのときの一生懸命で。傷つく気持も、本物なんだよね。
みなみちゃんの高音の良く伸びる歌声と、ことことの迫力。
女の子だって、女の子らしく頑張ってる!!
【冬の稲妻】
でも、オトコノコはまだまだガキなんだなあ。いきがって、かっこつけたいお年頃。
わたる君の表情がまた秀逸で。いきがってる男の子、そのものなんだもん!!
みらんちゃんとゆかりちゃんとのプチからみが大好きです!
【ランナー】
客席総立ち。ノリノリですよ。こういうシャウト系がナチュラルに似合うのが、星組クオリティ。歌は正直きついです。音域が低すぎるんだよね、ワタル君にとっては。
でも、勢いと迫力で無理やり力技でモノにしています。こういう強引さもトップスターの必要条件。
色々とフォーメーションの変化があるので、実は2階席からが楽しいシーンでもあります。
上級生(アカシ君まで)が皮ジャン、下級生がジージャンです。
ここでも、皮ジャンの袖を捲り上げる姿がなんともカッコいい、みらんちゃんに釘付け。このコ、本当にすごくなったな。
女の子たちの影コーラスは必要だったんだろか。ここは、すべて男の世界で押した方が良かったように思う。
いきがって、世間をナナメに見るような、思春期の少年たち。ボス?のわたる君となにやら目で合図を交わして方々に散っていきます。一人舞台に残ったワタル君を見つけたウメちゃん、てをふってアピールしますが、わたる少年は「オンナなんて」な世界の住民になっているから、「またな」みたいに軽くあしらわれてしまいます。
「は???何?」「ありえないから〜〜〜!」というウメちゃんが、漫画みたいで可愛い!
【GET CRAZY!】
ウメちゃんて、こういう現代モノが本当に上手だね。心配していた歌もここは大丈夫だったよ。うまくはないけど、曲に良くあってました。
ランナーの勢いのままで、客席も総立ちでノリノリの手拍子。ウメちゃんも嬉しそうだったな。なかなか、娘役だとこういう場面でお客さんと一体感、てないので、きっと彼女たちにとってもいい経験だったと思います。
【MOON LIGHT BLUES】
ちょっと大人になった少年たち。女の子とカップルになって踊ります。
セクシーな歌詞ですが、踊るのは下級生4人。う=ん、そのミスマッチが狙いか?
ここでは単純にアカシに釘付けです。(いや、そのオールバックは絶対止めたほうがいいと思うけどね)
オトナに成り立て、というか、大人の男を気取りたくて仕方がないというか。そんな、背伸びした感が良く出ていました。
アカシはうまいよね〜。ダンスも腰が入っていて(昔で言うと、海峡ひろきさんみたい)目線の使い方も色っぽくて(若干顔で踊ってる部分アリ)。
アカシ以下の下級生たち、それぞれの個性を感じさせる踊りで頑張って踊っていました。女の子だちは、先に大人になっているからかな、すこし余裕が感じられました。
でも、みなみちゃんかな、「急にオトナになった男子に少しビックリしている」風な表情もあったりして、ああ分かるな、その気持。
わたる君は、もう、言わずもがな。愛しいなあ。
「あきれるほどのうぬぼれやさん」って髪を撫で付けるの時の表情が、本当にうぬぼれやさん、って感じで。抱きしめてあげたい気持になります。
オトナの男は、一人のオンナに縛られない、ってそんな部分はまだいきがってるんだよね。本当にオトナになったわけではないから。女の子たちはそんなこと分かってしまうのよ。
そして、女の子はそんなオトコノコが許せないの。ウメちゃんが去ってしまったあと、わたる君は皮ジャンを脱いで床にたたきつける。こんな振りひとつとっても、リアルな男子だなあ。と。
29日だったかな、マイクのコードに引っかかってうまく皮ジャンが脱げない回がありました。でもわたる君は慌てず騒がず。
長くなったので、とりあえずここまで。
こう書いてみると、私がいかにみらんちゃんを見ていたのかが分かるなあ(笑)
東京公演のみですが、ありがたいことに10回公演中5回を観劇できました。
50%の確率。これ、自分的にはかなり快挙です。
平日公演多かったのになあ。
職場の皆さん、ごめんなさい。
こんな調子で11月まで突っ走りますが、よろしくお願いします。
さて、基本自分用のメモなので。
まずは座席の記録から。
初日 4/27 18時。 1階二桁全半列上手
1回目 4/29 12時 2階上手
3回目 4/29 16時 2階ほぼセンター
4回目 4/30 12時 2階ほぼセンター
5回目 5/2 16時 1階一桁列下手
色々な位置から見ることが出来て、とても楽しかったです。
1000人まで入らないのかな?サンシャイン劇場は2階席でもオペラ使わなくていいくらいのサイズの劇場で、とても見やすかった!!
っていうか、今回、本当にほとんどオペラ使いませんでした。もったいなくて。
ダンスって、全身表現ですから、顔だけアップで見る、とか。
みんなで踊ってるのにわたる君だけをガン見するとか、出来なかった。
普段のショーなら、普通に出来るんですが、今回は出来なかった。
それだけわたる君個人も、そして12人のメンバー全員がそれぞれに素晴らしかった!!
どうやって、報告を書こうかな、と悩んだのですが。
ACT1は曲名ごとにしました。
5回見た全ての感想です。1回1回の感想ではないので、(もう記憶がごっちゃになってきている・・・・)ご了承ください。
【オープニング】
「吹田市のアンドレさん」の次は「ハギタコウジさん」からのリクエストって(笑)
上島先生の声だそうですが、悪くないですよね。まあ、ラジオのDJとしては下手ですが。
かかる曲がオールナイトニッポンのテーマ曲(曲名知らない)なのが、「そうだね、AMだよね」と言う感じですごくよく分かる。基本、AMで育ったからなあ。
私にとってはユーミンと福山雅治と、TMレボリューションがオールナイトニッポンの思い出ですね。よく聞いていました。福山が2部から1部になった時のころとか、まさに大青春時代。大学生になってからニッポン放送でアルバイトしたこととか、本当に一気に思い出が脳裏を駆け巡りました。
なつかしの時代への、いい導入だな、と。
・・・・でもこう思うようになったのは2回目から。1回目の時は目の前にあるものについて行くのに結構いっぱいいっぱいだったような気もする・・・汗。
【壊れかけのラジオ】
ベージュのトレンチコートで登場のわたる君。首元にはスカーフ。パンツもベージュのチノパン。千秋楽では、チノパンのすそから下にはいているジーンズが覗いていました。
エンディーさん、ポット君、と登場。
ここは、回想場面なんだよね。「僕の体がほんの少し大人になったからなのか」と。
少し肩をすぼめて昔を振り返るような表情のわたる君ですが、このあと、コートを脱いでジーンズにシャツ姿で出てくる時には少年の顔になっています。鮮やかな変化。
このあたり、物語を作るのがうまいなあと。
「僕の心をノックした」で、胸をトントンってやるところが、大好きです。
わたる君が歌い上げてくれるんですが、「またうまくなった?」って思いました。歌、うまいですよ。全然心配要らない感じ。
男役下級生も登場して、みんなで踊ります。とにかく目に付くのはみらゆかです。
みらんちゃんの、洗練されたダンス。すごく綺麗。ひとつひとつの動きが丁寧。そして情感豊か。一見して、かなり痩せたのがよく分かります。また一段とカッコよくなってる!!捲り上げたシャツの袖に、手首のリストバンドが良く似合っていて。クラスで一番もてる、スポーツの上手な男の子。本当にカッコよかった!
そしてゆかりちゃん。黒髪がめだって、ジェームスディーンみたいです。赤系のチェックのシャツもまさに、って感じで。みらんちゃんとは対照的な、鋭いダンスを見せてくれました。正直、こんなに踊れる人だったっけ?と、思ったほど。学年に必ずいる、カッコいいけどちょっと怖い。不良グループではないんだけど、でもそっちの人たちとも普通に付き合っている男の子。調理実習なんかではけっこうな包丁捌きをみせてくれちゃったりするんだよね、こういう子って(笑)
【どんなときも】
一気に少年時代がはじまります。学校と、部活と、そして塾でちょっと外の世界も見え始める中学〜高校時代。小学生の時とは違う世界が始まるんだよね。
男の子が「男の子」であることを意識し始めるオンナノコたち。ああ、なつかしいな。
エンディーさんはこういう曲はちょっと苦手?ポット君の素直な歌い方は合っていました。
上手から登場するオンナノコたち。一瞬にしてウメちゃんに惹かれるワタル君。男の子達のワタル君へのちょっかいが、もう可愛くて!!そうそう、そうだったよね!
そして、ウメちゃんのミニスカートが気になって仕方ないみらんちゃん!(笑)手でめがねを作って、腹ばいになってまでパンツが見たいようです。でも見えないんだよね(当たり前)。「ちぇっ、見えないよ!」てふくれるのまでが可愛くて仕方ありません。ウメちゃんに手を差し出す時も、手のひらにつばつけて、ズボンでごしごしってやってから手を差し出します。そして、案の定ふられる。笑。本人的には「手をきれいにした」つもりなんだろうケド(そのあたりが男の子クオリティ)女の子からしたら「ああもう、ばっちいなあ!ありえない!!」だったりするわけで。もう、みらんちゃんは本当に星組の小芝居キングです。もちろん、ダンスも本当に素敵!!綺麗なんだけど、ちゃんと男役なんだよね。
わたる君をウメちゃんの方に押しやるアカシもいい味出してます。この子も表情豊か!
そして、カップルになってからのダンス。
ここはわたる君の表情を追うだけで、もう甘酸っぱい感情がいっぱいになってしまって。ああ、いいなあ。
「どんな時も〜、どんな時も」で片手をあげて腰をクイクイってやる振りが大好きです。
実は、ここが最初の涙ポイント。懐かしさと切なさと優しさと嬉しさで、泣けてきます。
【少年時代】
みんながいなくなり、そしてウメちゃんもちょっと嬉しそうなあの年代の女の子特有のキュートな笑顔を残して上手にはけます。
舞台上はわたる君。ここも回想っポイ。全身を使ったダンスで、でも切ない気持が伝わってくる、素敵な場面でした。歌詞によくあっているよね〜。手話が入っていたのでしょうか?手の表情も豊かで、本当に綺麗。
みんなが登場して一緒に踊る部分では、女の子には分からない、「少年たちの少年時代」が繰り広げられてたような気持になりました。回想だから、少年たちもその「少年時代」がオトナになる前のほんのわずかの期間、限られた時間だけのきらめきであることを知っているようで、切なくなりました。
最後、舞台上に残って膝に頭を預けながらわらうワタル君の笑顔に、胸キュンでした。
【太陽と埃の中で】
ここからまた、少年時代へタイムスリップ。
サッカーボールをもって登場のドイちゃん。日を追うごとにボール捌きがうまくなって、千秋楽ではリフティングも3回出来た!!と思いきや、ボールがころころ転がってしまって、みらんちゃんへのパスが出来ませんでした。苦笑して歌いだすみらんちゃん。あわてず騒がず。落ち着いてました。そしてその後ろで袖にボールをけりいれようとしていたドイちゃんは、袖幕の柱にボールをぶつけてしまいボールが舞台に戻ってきてしまいました。
客席からは笑い声。みらんちゃんには見えない位置なので、きっと不思議だっただろうな。
しっかり悔しがるそぶりを見せてから、ドイちゃんは上手袖へ。
それにしても、みらんちゃんは本当に成長したね。歌、うまい!声、低くてすてき!!
ブルーのシャツが半端なく似合って、立てた髪の毛もカッコよかった!
一輝慎ちゃんが車のハンドルを持ってきて。ここで、絡むのはゆかりちゃん。ともみんのギタリストもいいよね〜。掃除の時間、ほうきでエアギターやってたなあ、馬鹿だなあ男の子って。ライフルを持ってきたアカシは本当にリアル男子だよね〜。下手で客席を撃ってくれますが、私の席のあたりに見事命中!(と思い込んでいる)。撃たれた振りをしたら喜んでくれていた(と思い込んでいる)!可愛いなあ〜〜〜。
とにかくオトコノコたちが可愛い、名場面。
【フィーリング】
そんな無邪気なオトコノコたちに対して、女の子は一足先にオトナへの階段をのぼってる。
まだまだ、ティーンの恋ではあるんだけど、でも恋は恋。女はオンナ。
「恋はその場限りの幻」「男と女が傷つけあう触れ合い」なんて言っていても、きっと本当はよく分かっていないんだよ。背伸びした、恋。
でも恋する気持は本物で、そのときそのときの一生懸命で。傷つく気持も、本物なんだよね。
みなみちゃんの高音の良く伸びる歌声と、ことことの迫力。
女の子だって、女の子らしく頑張ってる!!
【冬の稲妻】
でも、オトコノコはまだまだガキなんだなあ。いきがって、かっこつけたいお年頃。
わたる君の表情がまた秀逸で。いきがってる男の子、そのものなんだもん!!
みらんちゃんとゆかりちゃんとのプチからみが大好きです!
【ランナー】
客席総立ち。ノリノリですよ。こういうシャウト系がナチュラルに似合うのが、星組クオリティ。歌は正直きついです。音域が低すぎるんだよね、ワタル君にとっては。
でも、勢いと迫力で無理やり力技でモノにしています。こういう強引さもトップスターの必要条件。
色々とフォーメーションの変化があるので、実は2階席からが楽しいシーンでもあります。
上級生(アカシ君まで)が皮ジャン、下級生がジージャンです。
ここでも、皮ジャンの袖を捲り上げる姿がなんともカッコいい、みらんちゃんに釘付け。このコ、本当にすごくなったな。
女の子たちの影コーラスは必要だったんだろか。ここは、すべて男の世界で押した方が良かったように思う。
いきがって、世間をナナメに見るような、思春期の少年たち。ボス?のわたる君となにやら目で合図を交わして方々に散っていきます。一人舞台に残ったワタル君を見つけたウメちゃん、てをふってアピールしますが、わたる少年は「オンナなんて」な世界の住民になっているから、「またな」みたいに軽くあしらわれてしまいます。
「は???何?」「ありえないから〜〜〜!」というウメちゃんが、漫画みたいで可愛い!
【GET CRAZY!】
ウメちゃんて、こういう現代モノが本当に上手だね。心配していた歌もここは大丈夫だったよ。うまくはないけど、曲に良くあってました。
ランナーの勢いのままで、客席も総立ちでノリノリの手拍子。ウメちゃんも嬉しそうだったな。なかなか、娘役だとこういう場面でお客さんと一体感、てないので、きっと彼女たちにとってもいい経験だったと思います。
【MOON LIGHT BLUES】
ちょっと大人になった少年たち。女の子とカップルになって踊ります。
セクシーな歌詞ですが、踊るのは下級生4人。う=ん、そのミスマッチが狙いか?
ここでは単純にアカシに釘付けです。(いや、そのオールバックは絶対止めたほうがいいと思うけどね)
オトナに成り立て、というか、大人の男を気取りたくて仕方がないというか。そんな、背伸びした感が良く出ていました。
アカシはうまいよね〜。ダンスも腰が入っていて(昔で言うと、海峡ひろきさんみたい)目線の使い方も色っぽくて(若干顔で踊ってる部分アリ)。
アカシ以下の下級生たち、それぞれの個性を感じさせる踊りで頑張って踊っていました。女の子だちは、先に大人になっているからかな、すこし余裕が感じられました。
でも、みなみちゃんかな、「急にオトナになった男子に少しビックリしている」風な表情もあったりして、ああ分かるな、その気持。
わたる君は、もう、言わずもがな。愛しいなあ。
「あきれるほどのうぬぼれやさん」って髪を撫で付けるの時の表情が、本当にうぬぼれやさん、って感じで。抱きしめてあげたい気持になります。
オトナの男は、一人のオンナに縛られない、ってそんな部分はまだいきがってるんだよね。本当にオトナになったわけではないから。女の子たちはそんなこと分かってしまうのよ。
そして、女の子はそんなオトコノコが許せないの。ウメちゃんが去ってしまったあと、わたる君は皮ジャンを脱いで床にたたきつける。こんな振りひとつとっても、リアルな男子だなあ。と。
29日だったかな、マイクのコードに引っかかってうまく皮ジャンが脱げない回がありました。でもわたる君は慌てず騒がず。
長くなったので、とりあえずここまで。
こう書いてみると、私がいかにみらんちゃんを見ていたのかが分かるなあ(笑)
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