2回目@月組「THE LAST PARTY」
2006年4月3日 演劇どうやら、私は「短く要点をまとめて書く」ことが苦手みたい。
いつもいつも、長いなあ。
さて、月組「THE LAST PARTY」2回目の観劇は、3月22日(水)18時。
仕事を無理やり早引けして、劇場に開演5分前に駆け込む。
席は1階M列上手ブロック。
視界はかなりクリヤで、2階席からは見えなかったエリさんの定位置もバッチリ。やはり舞台全体が見えるというのはとても大切なことだと実感。
M列は舞台の中ほど、とても見やすい位置でした。
水曜日のこの日、星組の生徒さんが数名いらしてました。目立ったのはトウコちゃん。かつきちゃんをともなって、黒髪・黒サングラスの華奢でカッコイイお姉さんでした。席は3列目くらいのどセンター。
そうだよね、ユウヒオスカルを愛してくれたトウコアンドレだもんね。来てくれてありがとう。
1幕。変更点で気になったのは、パリでのヘミングウェイ。
本当に食べてる?食べてる!!!
ナイフで切る位置と、実際に何か(お肉?)がおいてある位置がちょっとずれているらしく、フォークを動かす仕草が気になったが、でも本当に食べて芝居しているのがビックリ立った。口に食べ物を含みつつも、台詞ははっきり明瞭。さすがみっちゃん。
そういえば、この日、仕事机でスコットが本当に水を飲んでいるのにも気がついた。あれだけの量の台詞をしゃべるのだから、本物のお水が飲めるのはユウヒ氏にとってありがたいのではないだろうか。
そうそう、もう一つ。基本的なことですが、舞台でつかうグラスやコップ、水差しなどはそこにフェルトシールが貼ってあり、舞台上で不必要な音がしないように工夫されていました。
そして、痛い大空ファンとして一言。
1階席から見たユウヒ氏は、ありえないくらい脚が長かったです。イスから立ち上がった瞬間、思わず息を飲んじゃったよ。すっごい脚、長い!!!
2幕。ここは涙なしでは見れません。
でも、この日も私は2回目の「LEFE」で泣けませんでした。
どうしてだろう、とちょっと考えて、そして自分がどの場面で泣いているのかを考えてみた。
私が泣く場面。全部2幕なのだけど、それは女性陣の場面なのだということに気がついた。ゼルダの病院での台詞。2回目の「YOU ARE ME」。スコッティのせりふ。シーラの台詞。スコッティの絶叫。オマージュ。
他にも沢山あったのだけど、さっと思いついたのはこの場面たち。
私はどうやら、この芝居に出てくる女性たちの心情になりきって泣いているらしい。
それは、私がスコットを愛しているから。この芝居に出てくる女性たちと同様に、心からスコットを愛し、大好きで大好きだから。
愛しているのに、切ない結果にしかいけない現実に涙が止まらないのだと、分かった。
「YOU ARE ME」のようにデュエットでは、私はゼルダになりきってスコットと歌っている気持ちになって泣いているらしい。
そうとうイタイふぁんだなあ、と自分でも思います。
でも、真実だからしょうがない。
それほど私を虜にしたユウヒスコットは本当に凄かったのだと思います。
2回目の観劇で、すこし落ち着いて見て分かったこと。
スコットもゼルダも1幕と2幕では髪型が違う。
ゼルダの2幕のブルーの洋服、靴が凄くかわいい。
2幕でのシーラとの場面、スコットはシーラに対してものすごく感謝しているのが伝わってきた。でも、シーラは本当に切ない。切ない。
人の旦那様を愛してしまったこと、その人に「僕の人生に欠かせない人」と言ってもらえること、でもその人は決して結婚指輪を外さないこと、その人に向って「あなたの奥様が良くなればいいのにとも良くならなければいいのに」とも言えてしまえること、その人の絶対的NO1は自分ではないと分かっていること、でも握った彼の手が暖かいこと。そしてその手を手放せない自分がいること。
その全部が切ない。胸にずしりと来ます。
この日は、1幕の「LEFE」でボールをちょっと落して「おっと」というアドリブがはいりました。
2幕の「LEFE」は涙をこらえていました。もう瞳がウルウル。
2幕の「YOU ARE ME」かなみん、泣いてましたね。私も泣きました。
そうそう、1幕のゼルダの不倫が分かった場面、原稿用紙をハラリと落すスコットの表情は凍りついたように動きません。でも、本当に人間って感情が凍りつくときってありますよね、あのスコットは生身の人間でした。
そして、ゼルダの自殺を見つけたときの騒ぎっぷり。さっき凍りついた感情が一気に溶けて流れ出たようで。スコットの感情の大きな渦に巻き込まれました。
ゼルダも自殺前、スコットの上着を抱きしめる泣き顔がものすごくて。こんなにも、愛し合っているのに、どうしてその愛情がかみ合わないのだろうか・・・・。胸が痛い。
「シェイクスピアの時代から、大きすぎる愛は人を狂わせるものなのですね」という台詞が、とてもオシャレででも核心を突いていて、印象的でした。
余談。めおちゃんの海軍士官は色っぽい。確信犯ですね。
2幕で素っぽさを出し始めるスコット。かわいいな。
若パパぶりは、どうしてこんなに泣けるんだろう。
(そういえば、中日公演でのアサコちゃんの若パパぶりも泣けたなあ)
とにもかくにも、涙が止まらない2幕でした。
この日はなんと、自分の年齢の半分しかないお嬢さんと一緒の観劇で。
彼女にはまだちょっと早かったかな。
もう少し大きくなって、本気で人を好きになって、そしてその恋を失って、本当に人を愛するってことを経験した時に、このお芝居を思い出してもらいたいな。
きっと、何か胸に来るものがあるはずです。
もう一つ余談。
スコッティの涼城まりなちゃん、脚きれいだね、ほそ〜い!!
フィナーレ、この日はゼルダのスカートめくりをしてました。
うう=ん、やっぱりこれは大空氏の地なのでは?(笑)
トウコちゃんが、両手を顔の前まで高く上げて、凄く一生懸命に拍手してくれていたのが嬉しかったです。
ファンに負けないくらい、すごく拍手してくれてました。
いい舞台だったよね、今日も。
ありがとう、お疲れ様でした。
いつもいつも、長いなあ。
さて、月組「THE LAST PARTY」2回目の観劇は、3月22日(水)18時。
仕事を無理やり早引けして、劇場に開演5分前に駆け込む。
席は1階M列上手ブロック。
視界はかなりクリヤで、2階席からは見えなかったエリさんの定位置もバッチリ。やはり舞台全体が見えるというのはとても大切なことだと実感。
M列は舞台の中ほど、とても見やすい位置でした。
水曜日のこの日、星組の生徒さんが数名いらしてました。目立ったのはトウコちゃん。かつきちゃんをともなって、黒髪・黒サングラスの華奢でカッコイイお姉さんでした。席は3列目くらいのどセンター。
そうだよね、ユウヒオスカルを愛してくれたトウコアンドレだもんね。来てくれてありがとう。
1幕。変更点で気になったのは、パリでのヘミングウェイ。
本当に食べてる?食べてる!!!
ナイフで切る位置と、実際に何か(お肉?)がおいてある位置がちょっとずれているらしく、フォークを動かす仕草が気になったが、でも本当に食べて芝居しているのがビックリ立った。口に食べ物を含みつつも、台詞ははっきり明瞭。さすがみっちゃん。
そういえば、この日、仕事机でスコットが本当に水を飲んでいるのにも気がついた。あれだけの量の台詞をしゃべるのだから、本物のお水が飲めるのはユウヒ氏にとってありがたいのではないだろうか。
そうそう、もう一つ。基本的なことですが、舞台でつかうグラスやコップ、水差しなどはそこにフェルトシールが貼ってあり、舞台上で不必要な音がしないように工夫されていました。
そして、痛い大空ファンとして一言。
1階席から見たユウヒ氏は、ありえないくらい脚が長かったです。イスから立ち上がった瞬間、思わず息を飲んじゃったよ。すっごい脚、長い!!!
2幕。ここは涙なしでは見れません。
でも、この日も私は2回目の「LEFE」で泣けませんでした。
どうしてだろう、とちょっと考えて、そして自分がどの場面で泣いているのかを考えてみた。
私が泣く場面。全部2幕なのだけど、それは女性陣の場面なのだということに気がついた。ゼルダの病院での台詞。2回目の「YOU ARE ME」。スコッティのせりふ。シーラの台詞。スコッティの絶叫。オマージュ。
他にも沢山あったのだけど、さっと思いついたのはこの場面たち。
私はどうやら、この芝居に出てくる女性たちの心情になりきって泣いているらしい。
それは、私がスコットを愛しているから。この芝居に出てくる女性たちと同様に、心からスコットを愛し、大好きで大好きだから。
愛しているのに、切ない結果にしかいけない現実に涙が止まらないのだと、分かった。
「YOU ARE ME」のようにデュエットでは、私はゼルダになりきってスコットと歌っている気持ちになって泣いているらしい。
そうとうイタイふぁんだなあ、と自分でも思います。
でも、真実だからしょうがない。
それほど私を虜にしたユウヒスコットは本当に凄かったのだと思います。
2回目の観劇で、すこし落ち着いて見て分かったこと。
スコットもゼルダも1幕と2幕では髪型が違う。
ゼルダの2幕のブルーの洋服、靴が凄くかわいい。
2幕でのシーラとの場面、スコットはシーラに対してものすごく感謝しているのが伝わってきた。でも、シーラは本当に切ない。切ない。
人の旦那様を愛してしまったこと、その人に「僕の人生に欠かせない人」と言ってもらえること、でもその人は決して結婚指輪を外さないこと、その人に向って「あなたの奥様が良くなればいいのにとも良くならなければいいのに」とも言えてしまえること、その人の絶対的NO1は自分ではないと分かっていること、でも握った彼の手が暖かいこと。そしてその手を手放せない自分がいること。
その全部が切ない。胸にずしりと来ます。
この日は、1幕の「LEFE」でボールをちょっと落して「おっと」というアドリブがはいりました。
2幕の「LEFE」は涙をこらえていました。もう瞳がウルウル。
2幕の「YOU ARE ME」かなみん、泣いてましたね。私も泣きました。
そうそう、1幕のゼルダの不倫が分かった場面、原稿用紙をハラリと落すスコットの表情は凍りついたように動きません。でも、本当に人間って感情が凍りつくときってありますよね、あのスコットは生身の人間でした。
そして、ゼルダの自殺を見つけたときの騒ぎっぷり。さっき凍りついた感情が一気に溶けて流れ出たようで。スコットの感情の大きな渦に巻き込まれました。
ゼルダも自殺前、スコットの上着を抱きしめる泣き顔がものすごくて。こんなにも、愛し合っているのに、どうしてその愛情がかみ合わないのだろうか・・・・。胸が痛い。
「シェイクスピアの時代から、大きすぎる愛は人を狂わせるものなのですね」という台詞が、とてもオシャレででも核心を突いていて、印象的でした。
余談。めおちゃんの海軍士官は色っぽい。確信犯ですね。
2幕で素っぽさを出し始めるスコット。かわいいな。
若パパぶりは、どうしてこんなに泣けるんだろう。
(そういえば、中日公演でのアサコちゃんの若パパぶりも泣けたなあ)
とにもかくにも、涙が止まらない2幕でした。
この日はなんと、自分の年齢の半分しかないお嬢さんと一緒の観劇で。
彼女にはまだちょっと早かったかな。
もう少し大きくなって、本気で人を好きになって、そしてその恋を失って、本当に人を愛するってことを経験した時に、このお芝居を思い出してもらいたいな。
きっと、何か胸に来るものがあるはずです。
もう一つ余談。
スコッティの涼城まりなちゃん、脚きれいだね、ほそ〜い!!
フィナーレ、この日はゼルダのスカートめくりをしてました。
うう=ん、やっぱりこれは大空氏の地なのでは?(笑)
トウコちゃんが、両手を顔の前まで高く上げて、凄く一生懸命に拍手してくれていたのが嬉しかったです。
ファンに負けないくらい、すごく拍手してくれてました。
いい舞台だったよね、今日も。
ありがとう、お疲れ様でした。
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