月組 「THE LAST PARTY」。大空祐飛主演。

千秋楽からもう1週間ですね〜。どっぷりはまり過ぎて、まだ気持ちが帰ってきません。
星ベルばらも千秋楽終わったのに〜〜〜。

結局、4回見ました。ユウヒ君。スコット。
もう、最高でした。
最高すぎて、泣き過ぎて詳しい感想をいまさら書くのがはばかられます。
とりあえず、自分用の記録のために。箇条書き形式でささっと書いておきます。

【3月19日 初日】
*席は2階D列一桁。つまり2階の最下手。舞台中央は良く見えるんだけど、下手側はサッパリ見えません。
*マックス氏(えりさん)が定位置につくと、全く見えません。よって、この日のエリさんの演技は全て声のみでした。
*バウでもDVDでも見ていない作品なので、自分的には完全に初見。
*開演アナウンス。思わず拍手したくなったのは私だけでしょうか?
*久々のユウヒ君の男役声。いいなあ、この声。決して「一般的に言う良い声」ではないのだけれど、好きだなあ。
*上手く音楽を使った幕開き。カッコイイ。そして、ライトに浮かび上がる、晩年のスコット@ユウヒ君。
*・・・・・カッコイイ!!!!!
*でも、心臓はそんなに上にはないのでは?(すいません)
*シーラ@まゆみ姐さん登場。この人はいくつになったのだろう。いつまでも年齢を感じさせない美しさ。
*シーラが去り、スコットから役者OZORAへの転換。ああ、そうだった。こういう構成なんだっけ。初めてなのでちょっとビックリ。でも、そんなに違和感はない。
*OZORAが手に持った本、この席からはちょっと良く見えないな〜。フィッツジェラルドの本?
*狂乱の20年代。ダンスシーン。黒タキシード姿になったユウヒ氏。
*何あれ!!!なんなの、あの脚の長さ!!!あの腰の細さ!!!
*やばい〜〜〜〜〜。めちゃくちゃカッコいい〜〜〜〜〜〜〜!!!!
*ユウヒ氏が、とんでもなくスタイル良いのは知ってます。もちろん知ってます。
*でも、そんな予備知識すら簡単に超えてしまうほどのスタイルの良さ。やばいだろ〜反則だろ〜。凄すぎる〜〜〜〜!!
*ユウヒ氏のスタイルの良さにクラクラ。美しさにクラクラ。
*ゼルダ@かなみちゃん登場。
*全然いいじゃん。きれいじゃん。中日の時より痩せた?
*ドスの聞いた声。おお〜。ゼルダってこういう女性なんだ。(予備知識なしで観劇中)
*「キスキスキス」っていうダンス、フリがかわいい〜〜〜〜!
*「僕には何かがある、人より秀でた何かが!」この台詞を言うために移動するのには若干違和感アリ。
*若い頃のスコット。かわいいなあ〜。眼がキラキラしているのが2階席からでも良く分かります。すっごいキラキラ。ユウヒ君ってこういう演技苦手なのかと思ってたけど、できるじゃん〜〜〜!
*1回目の「LIFE」。かばええ〜〜〜〜〜!
*いい歌詞だね。
*歌の途中にフットボールで遊ぶの、なんかちょっとぎこちないのが更に激可愛い。
*エリさんマックス。全然見えないのに、それでも「うまいな〜」と思わせる力がある。
*ゼルダとの新婚生活。ここ、凄い名場面だと思う。
*ソファの上でいちゃつく新婚のフィッツジェラルド夫妻。いいねえいいねえ。
*ゼルダにほっぺを、ちょん、っとされるところ。たまりません。
*「YOU ARE ME」。名曲。
*「君の心は僕の心の一番近い場所にあるから」究極の愛の言葉ですな。
*「死ぬ時は一緒よ。永遠にあなたの隣に眠るわ」かなみちゃんの上手さが出ていたと思います。2幕を通して、この台詞はずっと私のこころに引っかかったままでした。それだけ、観客の心に台詞を残したのだから、やはり、上手い。
*スコットが上から覆いかぶさるようにしてキス。
*この場面、凄かった。だって、かなみちゃん、口をあけたままで眼をつぶるんだもん!!!
*2階からはユウヒ氏の口元は見えなかったけど。でも、なに、スミレコードは大丈夫?
*そして、ユウヒ氏の顔は若干時計回りに動きました。
*立ち上がって、腰に手を回し、下手にハケるふたり。ええ〜、袖に行って何するのよ!!!超エロイ〜〜!さすがユウヒ氏。(いやいや、ガウン着るだけだから。)
*ガウンを着て戻ってきた二人。この時点で、さっきまでとは顔つきが違います。目つきが違います。
*夫婦の言い合い。声を荒げるスコット。スコットの辛さが身に染みるように伝わってきます。
*リビエラへの旅立ち。未来に可能性を探そうとしているスコットの瞳と、そんなスコットのそばにいながら未来を信じきれないでいるゼルダの瞳。実はこの時点で、もう2人の心のすれ違いは修復できないところまできているんだなあ、と。
*白い軍服のめおちゃん。すっごいかっこいいんですけど!脚長いし。
*レビュドリの銀橋渡りで苦労した、頑張った成果が出たね。つぼみが一気に開花しましたよ。
*めおちゃん海軍士官と不倫するゼルダ。でも、心はあくまでもスコットにあるんだよね。「私、30になる前に死ぬべきね。スコットはきっと素敵な老紳士になるわ」という台詞が、胸に痛かったです。
*その前かな、「WHO AM I」。最初、「フーム・アイ」に聞こえてしまって「WHOM」だと思って、訳がわからなくなりました。でも、しばらくして、「フー・エム・アイ」って言ってたのか、と分かったのでスッキリ!
*スコットとゼルダの関係が逆転したことがはっきり分かる場面。
*「私はあなたの仕事にシットする」分かるな〜、この気持ち。
*「華麗なるギャツビー」の後の1年の場面。赤いベストが似合いすぎ。
*壊れていくゼルダ。凄い迫力。
*ヘミングウェイ@みっちゃん。
*誰?と思ったくらいにカッコイイ。みっちゃんなのに、こんなにカッコイイって何事?
*浅黒いメイクがとてもよく映えていて。粗野で生命力にあふれたへミングウェイでした。
*初日の時点では、食事のシーンは「食べたフリ」のみ。
*ギャルソン役の彩央寿音ちゃんが、けっこう可愛い。
*「自分のいやな面をみて暮らすこと。ゼルダと暮らすとはそういうことだ」「でもそれがたまらなく魅力的なんだ」スコットとゼルダは魂の双子なんだ。
*1幕最後のモノグローム。ゾクゾクしました。この本、上手いな〜。

1幕がおわって気が付きました。私、一度も背もたれに身体を預けてないよ。
1時間10分(位?)ずっと背筋を伸ばしたままの観劇。自分でも気付かないくらい、夢中になってみていました。

*2幕。幕が下りないで芝居が動いているので、出演者たちが舞台上を片付けたり、大道具を動かしたり。ユウヒ氏は最後に登場、机のそばで2人の男役さんとハイタッチしたりしてコミュニケーションとってから、机に座って、幕開き。
*浮浪者があふれる、大恐慌時代のアメリカ。
*ほんの一瞬の出番を終えて、すぐにトレンチコート姿になるスコット。
*このトレンチコート姿も絶品です。コートのベルト位置が高い。脚長い。
*っていうか、ここのめおちゃんの役名「ルンペン」ってどうなのよ?(笑)
*秘書ローラとの軽いやり取り。全体に重いシーンの多い作品の中で貴重な場面。
*「俺の人生はまちがいばかり」スコットって、アルコールにおぼれてはしまうけど、常に自分のことはちゃんと冷めた視線で見れている人なんだなあ、と。だからこそ悲しすぎるのですが。
*「テーマ、登場人物、ストーリー」。みっちゃんのガタイのよさが、華奢なユウヒスコットとのいい対比になっていて。素晴らしかった。
*さすがはみっちゃん、歌上手い。凄い圧迫感。ユウヒ君スコットの弱さが良く分かる。そして、その弱さを許せないヘミングウェイの苛立ちも。
*えっ、深く考えちゃうと、これってヘミングウェイ×スコットだったりするの?
*芸術家だし、それもアリ?でも、スコットが愛しているのはゼルダだけ。
*うわー、みっちゃんってば悲恋だわ。
*いやいや、それは違うから。ちゃんと本筋に沿って物語を見ましょう。
*へミングウェイとスコットは本質が似ている、というエリさん。2階から見ているとあまり表情が見えないのに、台詞だけで胸が締め付けられる。
*話は前後するんですが、2幕の入院しているゼルダの台詞が凄い。「小さなおうちをお持ちになればいいのに」「スコッティは白いワンピースで走り回るの」せつな過ぎるよ〜。景子先生の台詞は、少女漫画みたいというところもあるけど、でもやっぱりいいよね。
*そうそう、スコッティ。いきなりスコットの台詞で「子供がいる」ことがわかって、ちょっとビックリ。いや、だってちょうど「子供がいれば、この2人の生活って違ったのかな」なんて思ったりしていたところだったから。
*でも、子供がいても自分を捨てきれなかった二人だからこそ余計切ないね。
*でも、すっごいいいパパなスコット。
*公園でのダンス、えっ?ナマ口笛?すご〜い!!
*自分も娘(女だしね)だと思ってしまうと、スコッティの気持ちが痛いくらいに伝わってくる。
*「愛してるわ、パパ。そしてママも!」
*公園の学生。ちょっと唐突過ぎる感じが。
*やる気になるのに、でもやっぱりお酒から逃れられないスコット。イライラしている様子や、タバコをふかす姿、うまいな〜。色っぽいな〜。オオゾラユウヒ氏の役者としての充実を表すにふさわしい場面。
*2幕の「LIFE」。ユウヒ氏は涙をこらえながら歌っていた。すごく迫ってくるものがあった。でも、私は泣かなかった。
*そして、物語は1幕の冒頭につながっていく。
*シーラの手を握るとき、親指をすりすりするのが、リアルだなあ。そして、シーラに対して「愛しているよ」「僕の人生に欠かせない人だ」と言いながらも、スコットの手にはゼルダとの結婚指輪が。これって痛いよね。切な過ぎるよね。
*シーラがかわいそうだ。切ないよぉ〜!!!
*シーラとスコッティの電話。涙なしには見れません。最後のスコッティの絶叫がまた胸に突き刺さる。
*死の直前。「結婚当時の20歳のまま」の写真を見つめ、赤い薔薇にキスをして写真の前におく。このキスがね〜。角度があって、なんか悩ましい。悲しいのに、エロい。
*オマージュ。もう、泣きっぱなし。
*最後に白いタキシード姿でユウヒ氏登場。この世のものとは思えないかっこよさ。
*脚長すぎ!!!
*白タキ自体も、織が入っていてとっても立派で素敵なデザインでした。シンプルなのがかえって着ている人の美しさを引き立たせているね。
*もう、涙・涙・涙。
*結局、一度も背もたれに身体を預けることなく、最後まで見続けました。緊張感と感動と、本当に素晴らしい作品!!!
*初日挨拶は、あんまり覚えていないのですが・・・。
*この作品を再演してくれて、そしてその初日を見ることが出来て本当に良かったです。ありがとうございました!!
*初日の出待ちは強風で寒すぎ。大道具搬入口に入れていただけて大変助かりました。
*ユウヒさんは5列になった会員から一人一人お手紙を受け取ってくれました。ミリタリーなジャケットがかっこよかったわ〜。
*っていうか、なぜジェンヌさんはみんな「マイ軍服」を持っているのかなあ?
*初日のあまりの感動に、当初の2回の観劇予定を急遽増やすことに。
*この1週間はべるばらはお休みだ。この作品見ちゃったらべるばらには戻れないよ。
*よし、ラスパ祭りの始まりだ!

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