3月16日夜公演。
自力ゲットで、1階S席中ほど、どセンター。
超楽しみにしていたのですが、会議が長引き、なんと1幕を棒にふることに!!!!
イや〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜;;;;!(涙)
もう、会議の途中から気が気じゃなくて、時計ばっかり見ていました。
内容なんてほとんど頭に入らなかったよ。(ダメ社会人)
ああ、今頃オープニングだな。きのこ祭りが終わって、3人が出てくるところかな。
きっとトウカルは今日も可憐で、わたるフェルゼンは今日もカッコイイのだろう。
あ、今日はしぃちゃんアンドレだ〜!!楽しみだなあ〜〜〜!!
・・・・って、まだ会議終わらないしっ!!!!
ああ、もうそろそろ小石に躓いたかなあ。きっとアンドレが包容力たっぷりに受け止めてくれてるんだろうな〜(←仕事に集中しろよ!)(いや、それは無理だから)。

1幕には確実に間に合わないことが18時にはわかっていたので、今日劇場にいるはずの友人に電話して、せっかくの良席なので1幕は私の席で見てもらうことにしました。
友人の席は2階席だったみたいのなので、喜んでいただけて、私も嬉しかったです。
とりあえず、良席がムダにならなくて良かった。

どうにかこうにか会議を切り上げ(どうにもならないので、自分から「そろそろ〜」と声を上げてしまいました。ああ、本当に社会人失格な私)、雨の中を超ダッシュ!!!(っ帝っても電車の中はおとなしく座ってましたけど)
劇場に着いたのは1幕の終わり(おお、奇跡的!)。わたるフェルゼンの最高の見せ場には間に合いました。
とは言っても、席には友人が座っているし、そうじゃなくても残り10分を切ってどセンターの席にはいるわけにも行かず、係りのお姉さんの横で立ち見しました。
立ち見でも、あのシーンを見れただけで大満足!
立ち見でみたのは1階A席上手端の横。立って見ると視界が違うので、ちょっと面白かったです。
わたる君は、相変わらずキラキラでした。そして、オペラを使わずに全体を見て初めて気付いたのが、きめの細かい、トウコオスカルととなみマリーと組長ルイ16世の演技。
オペラでみてると、基本的にワタル君ガン見だからな〜。
トウコちゃんは本当に女の子らしい演技が光ってました。
フェルゼンに向って手を伸ばしかけて、でも伸ばせなくて、手をぎゅっと握り閉める。
そしてそんなオスカルを眉根を寄せて、心配そうにオスカルを見つめるアンドレ(みんながフェルゼンを見ているときもオスカルを見つめてる)。
そんなアンドレを知ってか知らずか、すごい熱い目線でフェルゼンを見つめ続けるトウコオスカル。
ものすごく濃い人間模様が繰り広げられていました。
ルイ16世も、「愛してはならないお方を愛しました」といわれるときは、ちょっと気色ばむんだよね、でもすぐにそれを自制するの。王様らしい、悲しいまでの聡明さで。
そして、フェルゼンに「大きな愛」と言われると、なんとも言えない嬉しそうな、ちょっと驚いたような、複雑な顔をすんですよ。そして、やはり手をぎゅ〜っと握り締めてる。言葉にならない思いがその握りこぶしに現れていて、切ない気持ちになりました。
となみマリーは、もう、オスカルを完全にライバルだと思ってるよね。フェルゼンがオスカルのことを話しているときの、切ないような怒ったような、「ああ、わかる〜その気持ち!」というような表情がとても印象的でした。王妃であるマリーは手を握り締めたりはしていないのだけれど、胸の前に持ってきた手の甲から、恋する女性の切ない声が聞こえてくるようでしたね〜。
最後、思わず階段を駆け下りてしまうマリーの表情!そして、それを静止しようとしているルイとメルシー伯爵。
マリーに嘘をつききれなかった、そんな弱さを見せてしまったフェルゼンも、最後の歌を歌いながら渡る時には表情だけでなく全身から、凛とした決意と美しさを出していて。
もう、まぶしいばかりでした。涙がにじみました。

(退団を決意した、という言葉がちょっとわかりました)

2幕は、ちゃんとお席に座ってゆっくり観劇。
今宵一夜は、久々のしぃちゃんアンドレに見とれました。いいね〜〜。
「好きだ」「愛してる」という時の顔。
そしてなによりツボだったのが、最後のキスシーン!「ちょっと恐い」というおびえた瞳(マジでうるうるしてるの!)のトウコオスカルに、「大丈夫だ」という暇もなくあっという間に顔を多いかぶせるアンドレ!!!
我慢できなかったんだね、一刻も早くキスしたかったんだね!!
もう、想いが先走っちゃって止められない、そんなアンドレを見せてくれました。
もうね〜、うひょうひょしちゃったよ。そんなしぃちゃんが大好きだよ!!!

バスティーユで、「この戦闘が終わったら結婚式だ!」といわれた後の表情は変わっていました。前の、「えっ、マジ?」という真剣に驚いた表情ではなく、すごく嬉しそうな幸せそうな顔になっていました。

トウコオスカルの死の場面では、下手側で、剣を胸に当てて敬礼しようとして、でも泣き崩れてしまう、あかし君に釘付けでした。
(ってか、マジであかし祭り開催中だな。やばいかもしれない)

ベルナールれおん君は、かつらが変でした。
ずれてた?
芝居的には、アンドレよりもベルナールの方が似合っているんじゃないかな。
うめちゃんとの新公カップルを本公演で見る喜びもあるしね〜。
(あ、でも大劇で見たアランも良かったなあ〜〜。)

フィナーレ。
ロケットの下手から5人目の子がかわいい。足もきれい。超好みだ。
たぶん、ばらの少女で唯一気に入った子と同一人物です。かわいいなあ(でれでれ)
未だに名前が分からないのですが、わたしはこの子を応援して行きますよ!

小雨のすずみんは、金髪ショートきらきら飾り付きの鬘でした。似合ってた!
そして、ちゃんと寄せてあげてました。ごちそーさまです(・・・・ヲイっ!)
対するわたる君も、唇半開きのせくしー全開で。結構楽しみながら、すずみんをメロメロにしちゃおう、という悪い男でした(大好物)(あざっす!)。
せり下がり前は、顔をわたるさんのほうにぐぐ〜っと近づけて。あ、唇がついちゃう!!!とドキドキしました。
でも、なんだか嬉しそうな顔だったので(妖しくなかった)ドルチェビータではなかったな〜。

薔薇タン、大好きです。ここでもあかし君ばっかり見てしまった。

ボレロ。ここはもう、となみちゃんにジェラシー以外の何者でもないですよ!あの、胸をつかむフリのところで「・・・・あっ」という感じに吐息を漏らすのは、スミレコードNGですからっ!!
しかも、今までになく顔の距離が近くて、マジキスしてるのかと思ったよ(いや、してなかったけどね、大丈夫、大丈夫)

オマージュでは、泣きました、ぼろぼろ。
なんかねえ、お茶会での話を思い出しちゃって。涙が止まらなかったです。
お隣の方がまとぶんファンの方で、「あの黒燕尾のなかにまとぶんがいないのが悲しい」とおっしゃっていたのが、また涙を誘ってねえ・・・。
黒燕尾、今後も涙なしでは見れない予感。

雨が降っていたので、出待ちはしないで帰りました。
愛が雨に負けた。ごめんね、わたる君。

昨日はユーヒ氏の上京日だったのかな?今日から舞台稽古です。
仕事で出待ちには間に合いませんが、愛を池袋に向けて送っておきます!!
つい先月、ユヒカルの愛を受け止めてくれたアンドレがいまはオスカルで。
劇画から抜け出てきたような美しさだったオスカルが、今度は破滅に向う男(しかも娘アリ。パパだよ)だなんて・・・・。
宝塚って不思議なところですね。
う〜ん、魅力的。

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