続き、行きます。

私は他の特出さんのオスカルを見ていないので、比べることは出来ないし、したくないですが、
本当にこの市民〜戦闘のバスティーユの場面一連、凄く良かったです。

ブイエ将軍に対する時の凛々しさ。
鳥肌が立つほどの、凛々しさでした。
(余談ですが、例の「少しも早く」というヘンな日本語が、ここでブイエ将軍の口からでました)

そして、アンドレに話しかける「この戦闘が終わったら結婚式だ!」の台詞は、とってもとっても女の子で。
こんな風にいわれたらそりゃアンドレ、たまんないよね〜。みたいな。
っていうか、いつか私もこんな風に大好きな人に言いたいぞ、とマジで思いました。
めざせ、女子からのプロポーズ!
もちろん、キメ台詞は「私を・・・・・、抱け」で決まりだねっ★
(バカ丸出し。すいません)

だからこそ、アンドレの死後の叫びが胸に突き刺さりました。
必死に止めるベルナールを振り切ろうとするユヒカル様、「行かせてくれ」「離せ!」
「アンドレ!、アンドレ!!!」。
台詞がだんだん涙声になってくるようで。。。。

ユウヒ君、上手かったです。
本当、こんなに芝居の上手い人だと思ってなかったくらい。

戦闘のダンスシーンでは、ユウヒ君特有の温度の低さが上手くはまっていたというか。
周りの星組生たちが、いつものごとく最高潮に熱いので、その中にあって青白い炎のユヒカル様が目立つ目立つ。
ユヒカル様は、あの超有名場面のどセンターに立って、3000人の視線を一身に集めて、キラキラ輝いていました。
サーベル振りかざして戦うユヒカル様。そして、そんなユヒカル様の後ろで真っ赤な炎を身にまとって一緒に戦ってくれている衛兵隊士たち。
本当に、本当に、ものすごい一生懸命に戦っているんです!
想いの熱さに、観客席で見ていて心が震えました。涙が出そうになりました。

ユヒカル様の後ろで一緒に戦ってくれている、星組生たち。
れおん君は惚れ惚れとするほどのうまさ。キレイでした。
みらん君、この人のダンスも大好きです。上手いんだよね〜。見ていて気持ちがいい、流れが気持ちいい踊り方をしてくれます。
ゆかりちゃん。単純に美形です。ダンスの技術は分からないけれど、軍服を着て経っているだけで、説得力(なんの?)があります。
あかし君。この人もすきだ〜〜〜〜!!!好きなんだ〜〜〜〜!!!!

感動のバスティーユの場面を終えて、上手からせりあがって来る、すずみんジェローデル。
観劇した人が全て感じること。
「ジェローデル、お前は二人のラブシーンを見ていたのか・・・・・」
でも、この場面のジェローデルの台詞で、オスカルは王妃を裏切ったのではないのだと言うことが説明されて、この後の進行の大きな助けになっていました。
本当に、今回のジェローデルはいい役です。
良かったね、すずみん。

「ハンス!」「おねえさま!」
この言い合いだけは何とかならんかね〜。っていうか、おねえさまは出なくてもよろしい。

またまたカーテン前。カーテン前はベルナール夫妻の舞台です。
王妃様を逃がす計画を立てていると、ロザリーに告白するベルナール。
ベルナールもいい男です。妻への愛があふれんばかりに見えます。
華奢なうめちゃんと、がっしりしたしいちゃん。見た目にもいいカップルで。
しいちゃんには黒髪が似合うなあ〜。

パリでの国王夫妻。
子役のマリーテレーズとシャルルに関しては、二人とも娘役の小さい子でよかったのでは?
マリーよりもシャルルが大きいのが違和感バリバリでした。
ここのとなみちゃんは良かったなあ〜。
「私は本当に目が覚めたのです。」「子供たちをまもる役目がございます」
この台詞に説得力がありました。いざとなると、女性は強いね。
公安委員のみきちぐさん、超熱演だったけど、あそこまで暴力的である必要はなかったんじゃないかな〜。

フランスへ向けて旅立ったフェルゼンとジェローデル。
ここでフェルゼンが着ていたチャコールグレーのコート姿が素敵でした。
背が高いから、ロングコートが本当に映えるよね。かっこよすぎ!
二人は途中、やたらキラキラした住民ばかりの村に立ち寄ります。
・・・・・・すごい村人たちだ。キレイ過ぎる。こんなに美人率の多い村ってあるのか?
みらんちゃん、ゆかりちゃん、あかしくん、みなみちゃん、ひよりちゃん・・・・・。
みんなここくらいしか台詞らしい台詞がないんだよね。
もったいない〜〜〜〜〜!!!(涙)
いつも下手にハケるときに、「おなかすいたな〜」「今日は何にする?」とか小芝居しながらハケていました。楽しそうだったな〜。
で、村人たちからルイ16世が処刑されたと知らされる二人。
「王妃様だけでも助けに行く」
フェルゼンは言い放ちます。
でた!名(迷)場面「行け行けフェルゼン」!!!!!!!!

ジェローデルは置いてきぼりです。
馬車に乗るのは、フェルゼン1人。。。。。。
コートをぬいで、フリフリブラウスに青い地模様折込記事のパンツ姿になります。
このパンツも似合う似合う。脚が長いって凄いなあ。
ただの青いパンツではなくて、地模様が入っているのが、照明で陰影が生まれてきれいでした。

牢獄のシーン。
ここは、何も言うことないでしょう。
素直に感動しましたよ。
しいちゃんの耐える演技が光っていました。

ステファン人形を持ってくる、メルシー伯爵。
「早く大人になってほしいから、この人形を取り上げましたが、大人になったためにあなた様は・・・・」と言います。
これが、よく分からなかった。どういう意味かな?
アントワネットは、大人になりきれずに我が侭し放題をしていたから、国民の怒りを買ってそれが革命の原動力になったのは明らかですよね。
彼女が真の役目に目覚めたのは革命後。つまり、大人になったのは革命後と言うことになります。
このメルシー伯爵の台詞は、「大人になったために、死を受け入れる覚悟をしてしまった」ということでしょうか?
「子供のままだったら、逃げる準備をしてくれていたのに」
ということですか?
・・・・・まあ、植田台詞に難癖つけるのが間違っているのか。

そして、牢獄にしのんでくるフェルゼン。
愛する人に「死なせてくれるのが、あなたの愛です」とか言われちゃったら、本当にきついよね〜。わたるフェルゼンは、苦悩している姿が本当に痛ましくて、涙を誘います。
こういう耐える演技、上手くなったよね、わたる君。
覚悟を決めて両手を広げて、アントワネットに向き直る時の表情!!!
これがワタルフェルゼンの真骨頂ではないでしょうか。

最後の「王妃様〜〜〜!!!」の叫び声が、今でも胸に響いています。

(はあ、やっと最後まできました。長くなりすぎですいません)
(次回は、ようやくフィナーレの感想を!)

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